五夏オタクが他ジャンルの友人に百鬼夜行させた話

ハロー! イッツミー! ひーじりん!

今日は仕事納め! ヤッター!

飲めや歌えや!やんややんや!!

 

と、まあ今でこそ笑顔を見せている私ですが、あの……じゅじゅの映画見ました? 皆さん

 

見ました!!? 見てない!? 見てないならマジでお金払うんで見てきてくれない? 

見た後に感想ツイートを延々としてくれるだけでいいからさ……

 

と、いつも通りね。

ウォーキング・デッド・オタクらしく噛みつける相手を探してたんですよ。

 

特に私は根っからの五夏オタクだったので、もう二人の運命というかディスティニーというかディアゴスティーニというかなんかそういうエトセトラで涙で前が見えなくなってしまって、

 

これを見たら他ジャンルに居る腐女子も同じように思ってくれるのか? 

と純粋に興味があったワケ

 

そんなわけで他ジャンルにて活躍中の文才のあるクレイジーパーソン……失礼、とても良いお友達であるぐりこ先生(千ゲが好き)に映画に行って欲しいとせっついた。

 

私「ねえ、映画見てくれたらどんな願いでも叶えてあげるから見に行ってくれない?

ぐり「あ、宗教勧誘はキングオブプリズムで間に合ってます~~~

私「宗教勧誘じゃないよ! オタクの命乞いだよ

ぐり「あなたどっちにしろ映画何回でも見てワアアアとか言って身投げして死ぬでしょうが。まあそれはそれとして見てたい気持ちはあるよ」

 

まさかの私が言う前から「周りの友達の感想を見て気になっていた」というぐりこ先生。

ありがとうぐりこ先生の周りの友達。

全員産まれてきてくれてありがとう(クソ重感謝)

 

脈ありなのであればと思い、私はもう「見よう」「明日にでも見よう」と煽る煽る。

 

私「明日はそう

 燃え滾るソウル

 絶対明日しかないよ

 聞かせてよ 君の感想

 君の言葉 限りなく素直

 俺はそれだけ聞ければ満足

 五夏オタク以外から聞くコトバ

 そこからしか得られない栄養 イェア

 プチョハンザ!!

 

ぐり「ライムを刻むな

 

しっかりとツッコミを入れながらも、しょうがないにゃあ……と明日行ってくれることになったぐりちゃん。俺達は関東と関西に住む遠距離友達なので彼女の足首を縄でふんじばって連れていくことは叶わないが、ちゃんと見に行ってくれるらしい。優しい。

 

ちなみに等価交換として彼女の自カプ(千ゲ)を書こうと申し出たらその夜ずっと千ゲのプレゼンと「千ゲあるある」を教え続けられたことについてもそっと記しておく。

 

そして27日。時刻13時半。「45分のやつを見てくる」と言った彼女をッしゃッしゃ!と見送って、2時間ほどミーティングに参加したのち、私は会社で彼女のLINEを待った。(仕事しろ)

 

そして16時。

 

ぐり「ちょっと待って色んな意味で感情が、………追いついてないから………」

ぐり「秘密にしてたけど私乙骨くん好きなんで………

ぐり「色々待ってね………」

 

突然の乙骨くんLOVE宣言に「ああそういえば彼女はセンター分けデコ出し男が性癖の女だった」と思い出しつつ、私は余計な感情をそこに差し入れないよう「待ってる」とだけ返して待った。

 

めっちゃ待った。

2時間くらい待った。(仕事しろ)

そして痺れを切らした。

 

私「まだか!!!!!!!!!!」

ぐり「ごめんニトリ寄ってた

家具屋寄ってんじゃねえ!! 

お値段以上ってか!! やかましわ!!!

 

しかし、急かしに急かした甲斐もあり、

そこから彼女の怒涛の早口オタク感想が―――――ッ!

始まる――――――――……ッ!

 

▼以下、ぐりちゃんの感想

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・周りが五夏のオタクだから0巻の話をされる=あー五夏の話ね!みたいになることが多く、0巻ちゃんと見たのに0巻というワード見ただけで「おっ、二人のバイブルの話?」って脳の情報処理する所が最近誤作動を起こしてたけど(いや五夏目線で0巻がバイブルなのは間違いなく合ってる、合ってるけど)乙骨くんとりかちゃんの話だったことを思い出せた、よかった……


エヴァ見てないから実はあんまり詳しくないんだけど、ここはエヴァ意識してんだろうな、のシーンあって逃げちゃダメだ……となった


・個々のキャラクターの戦闘シーンの見せ場がめちゃくちゃあって良かった!!!パンダさんがあんなにもかっこいい……


・0巻見たのがまぁまぁ前なので「せやったせやった!」と思い出しながら見れました。初見にも優しい作りになってたのでは?

 

※↓ここから不純な目線も含まれます
・紛れもなく今回は乙骨くんとりかちゃんのペアがメインの話だけど、準主役で対称的に描かれてるのが五条悟と夏油傑ペアなのはよく分かった。もう分かった、分かったから!ってくらい分かった。
(エンドロールのキャスト順が露骨にそれを示唆していた。何あれ?)
(愛と呪いの物語ってうたわれてる映画の準主役があの二人なの何??)
→対称的の話はあとでさせて

☆とりあえず内容の話
・五条先生が教室で椅子に座ってるシーンって0巻にあったっけ?????あれ何?????家で確認してきます
・五「愛ほど歪んだ呪いはないよ」
ノブ「お前が言↑うなー!!!」


・五条先生がちょっと意味深に喋るたびに「傑の話した????」ってなる……すべての道はローマに通ず、悟の話はすべて傑に通ず。おじいちゃんになっても傑の話してるんじゃないの?もーおじいちゃんったら二人で最強の話はさっきしたでしょ〜!

 

・乙骨くんが「自分がりかちゃんに呪いをかけてしまった」って話してたのを五条先生が聞いて面白い説だなって思ったのキツ……って改めて思った、あの二人は二人で呪いあってると思うよ、一人称変えるくらいにはね()

 

☆いやほんとに対称的に描かれてる……
「一緒にいようね」「俺たちは二人で最強だ」どちらも2人の未来を約束した故の呪い(=愛)であった話でしたけれども

 

乙骨くんは呪術高専に来る“前”にりかちゃんと出会って心を交わし
「ずっと一緒だ」と約束をしてすぐに失って、
りかちゃんを自分の手で解呪して失うことで「愛」の呪いを解いている

 

五条先生は呪術高専に来た“後”にサマーオイル傑と出会って
心を交わし「俺たちは二人で最強だ」と約束のない約束(信頼)を分かち合い
すぐに失って、サマーオイル傑を自分の手で殺し失ったことで一生解けない「愛」に呪われてしまっただと思ったんですよね

 

乙骨くんは
りかちゃんによって呪い呪われ悩まされ、ほぐしていったら最後に残ったのは「純粋な愛」だったから呪いを解くことが出来たけどさ、

 

五条先生は逆なんだよね
傑の離反と選択、その言葉に呪い呪われ悩まされ、解れてないまま最後まで傑のこと信頼して愛してしまったし、「純粋な愛」を抱いたまま殺したから一生解けない呪いにかかってしまったんだよね……

 

死人に口なしだから、愛したまま殺したからもう嫌いになれないんだよ……生きて悪さ続けてたらまだ嫌いにもなれたんだよ、
「まだ俺の事信頼しているのか」って、最後に傑にも強力な呪いをかけたけどさ、

まだ自分の中でどうすれば良かったんか答えが出ないまま

五条先生は傑さんを殺したもんだからこんなん一生呪われる。

傑さんを愛した五条さん自身からね!!後悔とか自責の念とか色んなあれこれで苦しみ続けるんだ……これはにわかのオタクの戯言……

 

愛する人を思うあまり、結果自分の念で自分が呪われてしまった乙骨くんと似てるんだよな……最終的には解呪された乙骨に対して呪われた五条!
ポケットモンスター乙骨 /五条 だよこんなもん
この二人が物語の最初に呪術高専に入っていき最後も二人……

別々の愛を貫いて別々のルートを歩んでいってる2人……を連想させて、

もおーーよく出来とんなこの作品は!!!てなった

 

・傑さんの「最後くらい〜」のところの声ほんまなんかもう何?????最強のお二人が好きな皆さんの方向いて手を合わせたくなった🙏🏼生きてる???大丈夫????

以上です

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私はこの感想を読んでまた笑ったり泣いたりうるせーな死んでるよ

と思ったりしながら、彼女に映画を見せたことを心から誇らしく思ったとさ……合掌

 

 

さて、このブログを読んで

まだ映画に行ってない諸君

 

どうぞ行ってきてくれ。頼む。

後生だから。

 

お前も(百)鬼(夜行)に(赴く民に)ならないか?

 

行ったら感想教えてください。ビッグハァト