彼氏がアイナナ三部で無事トリガーの沼に入った話
ピンポンパンポーン
えー、記事に入らせていただく前に訂正がございます。
二部のタイトル「彼氏が推し変した話」とさせていただいていたのですが
彼氏がこのタイトルに「推し変はしていない。全員好き。全員大好き」と異議を唱えたため、訂正させていただきます。
はい。世界一どうでもいい訂正を聞いていただきありがとうございます。
早速三部に入った彼氏がどうなったか話させていただきます。
でもね、その前に聞いて欲しい。
いざブログにまとめようとして思ったの。
アイナナ三部、イベントが多いッ!!!!
盛りだくさんだよ。アイナナのあいつから
リヴァーレのそいつまで盛りだくさんだよ。
びっくりするほど語ることで溢れてる。
人生か。
人生の全てがここに詰まっているというのか。
もう彼氏の発言を全てまとめていると
もう日が暮れるレベル
なので、ざっくりと「大和さん家出事件」「トリガー拉致監禁事件」「メッゾ事件」「フレンズデイ」「了さんとズールについて」の5項目でまとめた。
行くわよアンタ達! ついてらっしゃい!!
▼大和さん家出事件
彼氏が早速了さんの存在にぶつかることになった事件である。
今まで九条さんにばかりヘイトを溜めていた彼が、本当の攻撃的な悪である了さんに出会ってしまったらどうなるのかと思っていたが、
彼は仕事がすごく遅くなりグロッキー状態になっている私と電話をつなげてすぐにこういった。
「大和っちをいじめるタイプの高橋広樹ムカつく!!!!」
世の中に高橋広樹がいろんなタイプでリリースされているみたいな言い方本当辞めて欲しい。
という言葉をこらえつつ、「でも大和さん可愛かったよね」と当たり障り無いオタクの感想を伝えると
「いやでも本当大和っちの気持ちは俺分かるんだよ」
と無駄に親身な口調で語った。
彼氏「大和っちタイプ……つまり俺タイプね」
ワイ「俺タイプ」
彼氏「大和っちタイプから真面目な話を聞こうとする時に、真正面から聞いちゃいけないんだ。真正面から聞くと逃げる」
ワイ「いいじゃん話しちゃえば、ガンガン聞いてやんよ!」
彼氏「お前はな! お前は三月とかナギタイプだから俺達大和族のこと分かってないんだ!!」
俺達大和族。
急に新種族を爆誕させるなと思いつつ、私はもう仕事帰りで眠たかったのもあり
ウンウンと適当に返事していると彼氏はもうそれはそれは長々と続けた。
彼氏「大和っちはひねくれ屋のまんま育ってるから、ストレートに聞くんじゃなくて根気よく待たなきゃいけないんだ。三月とかナギみたいに真っ直ぐ育ってきた子達に言わないのは信じてないとかじゃなくて、言ったら恥ずかしいし怖いだけなんだよ。そこらへんちょっと理解してあげて欲しい。時が来たら言える。それを強制したらかわいそうなことになるからヨシヨシしてあげるべき」
ワイ「先輩の首締めても?」
彼氏「許容範囲内」
こいつと喧嘩するの絶対やめようと思った瞬間だった。
幼児返りした大和っちを抱きしめて誰もいじめるなと言いたい、と言った彼は誰にも止められなかった。
熱い口調が電話越しにマスィンガン。
彼氏「彼の生い立ちというところがいつまでたってもコンプレックスとして追って来てるだけであって」
ワイ「もう寝かしてぇ……」
彼の熱い口調は私が寝るまで続いたという……
▼トリガー拉致監禁事件
大和さん家出事件→リヴァーレ誕生の話へと進み、いよいよ例のトリガーしんどいエモーショナルラッシュフィーバーに足を踏み入れようとした瞬間彼氏は何故か物語を進めるのをためらった。
あらかじめ「死ぬ」という話を彼女から聞いていたせいか恐れていたのである。
でもそんなことを知ったことではない。
皆沈め。アイナナ沼へと沈め。という気持ちでいる私(鬼)は彼氏に毎日のように進捗を確認した。
ワイ「アイナナ進んだ?」
彼氏「まだ。ノーダウトにハマったからちょっと一日中やってる」
ワイ「なんでよ! もうすぐそこじゃん! 早く死ね!」
彼氏「謝れ!! 俺に謝れ!!」
こんなに説得しても彼は中々進めなかった。また進捗を確認することが面倒になったある日……
彼からLINEで「今いい?」とだけ来た。
これは彼なりのいわば語りたいSOSなのだが、これは長くなるなと踏んだ私はまたまた仕事帰りだったのもあり、家に帰ってから返事しようと携帯から目を離した。
しかし、そんな私に無理矢理携帯を開かせようと響く着信音。
例の鬼電である。
何だ何かあったのかと思い携帯を開いて返事すると満を持して、なんかエエ声で彼は言った。
「we are...TRIGGER」
あ、こいつ進めたな。と確信がコナン君の脳に走る光のようにシュピーンと巡った。
疲れた脳で「どこまで進めたの?」と聞くと彼はため息一つつきこう言った。
彼氏「ていうか、電話出るの遅くない?」
ワイ「え、あぁ……帰ってからかけようと思って……イヤホンなくしたし」
彼氏「イヤホンまたなくしたのか、ちゃんとしまっとけ」
ワイ「あ、はいすんません」
彼氏「まったく……おしゃぶりを外して出直してきな!!!!!」
ワイ「めっちゃ読み進めたやん」
疲れた脳で天にぃと悠ちゃんの名シーンの台詞であることを思い出す。
※デフォルメして書いてますが、実際は気付くまでに何度もこのキメ台詞を言われているという事実を記載させてください。(めっちゃ気に入ってた)
楽しくなった私は家に帰る前に携帯を耳に当て、きちんと話を聞くモードに移った。
ワイ「天にぃのこともっと好きになっt」
彼氏「好き!!!!!!」
好きの反射神経。
最後まで私が台詞を言えない状態に陥る。
ワイ「がっくーのこともっと好きになっt」
彼氏「好き!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワイ「龍兄貴のこともっと好きになった?」
彼氏「………好き……(余韻)」
ワイ「一人だけガチじゃん」
ふう……と吐息まじりに急になった彼氏の口調に私は聞き覚えがあった。
彼氏が八乙女楽に惚れた時のことだ。
しかし、あの事件の時の龍アニキに惚れるのはしょうがないと思う。
十推しじゃない私ですらアニキーーーー!!とアレには叫ばざるをえなかった。
彼氏がこうなることにも頷ける。
私はずっとずっと言いたかった言葉をやっと
彼氏に伝えることが出来たのだ。
ワイ「マジしんどくなかった!? 死んだでしょ?!」
彼氏「いや、でも……俺は、死ななかった」
力強く彼は言った。
正直、彼が電話をかけてきた時「もうまぢむり」とか「墓なう」とかの感想が来ると思っていた私は面食らう。
しんどくなど、ない。彼は続けた。
電話越しにキリッとした顔をしているのがもう分かった。
彼氏「トリガーがこれしきの事態に負けるわけなんてないって思ってたトリガーは何が起きても這い上がってくる。
妨害しても無駄。俺はトリガーのこと分かってた」
ワイ「えっでも、ほら、拉致監禁した了さんにクソッてなったり、
ズールにちょっと!って思ったりとか」
彼氏「言いたいやつには言わせとけぇ!!
トリガーがクッソ格好良いのはこの俺が知ってる!!」
誇り高すぎた。
知らない間に彼氏がトリガー民としてよく分からない境地まで行っていた。
私の思ったとおりに一個も動かないこいつ。ほんとなに。
でもトリガーに思った数万倍染まっていることだけは分かった。
死んではないけど沼の奥底に落ちてはいた。
沼の奥底でゴボゴボ言いながらなんか誇り高く生きるシュールな民である。
彼氏「トリガーは、生きてんだ」
ワイ「分かったから」
彼氏「we are.....」
ワイ「TRIGGER...」
この台詞こういう風にコール&レスポンスで使うもんだっけ?
兎も角、彼はTRIGGERファンとして気高く応援を続けることを誓っていた。
ワイ「気高さがすごい。がっくんも了さんのせいで紡ちゃんに近づけなくなったのに」
彼氏「その件に関しては許してない」
許してなかった。
彼氏「アレだからな。高橋は最初から印象がよくなかったからトリガーをどうしようとそんなに変わらなかっただけで
がっくーを俺から引き離したのはマジで許してないからな」
ワイ「さっきの気高さどこいった」
彼氏「そこで潔く引くがっくーもがっくーだよ! 攫えよ俺を!」
ワイ「聞いてないなさては」
彼氏「でもそれががっくーの魅力でもあるから複雑……」
ワイ「やかましいわ」
そしてお次「メッゾ事件」ですが…
わりとここまでだけでも文字数を食ってしまったのでメッゾの話と、フレンズデイのリヴァーレおよび陸と了さんの話はまた書かせてもらいます。
お前があまりにも語るからブログまとめづれぇよ、と文句を言った時に前編後編で分ければいいじゃない、と言った彼氏の言った通りになってしまい申し訳ない。
もう少しだけお付き合いいただければと思います。
次回、「八乙女楽に抱かれたい」何とぞよろしくお願いいたします。
※次回書く内容には一片もかすっていません。彼氏が欲望に忠実に考えました。