~オタクの推し弁選手権~正気じゃない~
セ・ボン! ひじりんです。
フランス語を最初に入れるとなんか頭の良いエッセイが始まりそうな感じしない? シルブプレ。ちなみにどっちも単語の意味は分からないわ!
最近どんよりしたニュースばっかりで嫌よね! ステイホームとか三密とかエロイムエッサイムとか。しかしオタクならば元気を出せ!
オタクは自宅でこそ楽しい花を咲かせ、自宅でこそ楽しいイベントを作り出すプロ!(BGM:ソーラン節)
そんなわけで前回『推し菓子盆大会』に参加してくれたメンバーとともに、今回は『推し弁当大会』を開きました。超楽しかったので共有しちゃうゾ。
※推し弁当大会とは……
ルール:推しを表現するお弁当を作ること。完成度ではなく『いかに推し表現に魂がこもっているか』を競う。一番オタク達の魂を揺さぶったオタクが勝ち。
メンバーは下記の通りだ。
▼江戸さん……
夏油傑に人生を狂わされた五夏のオタク
▼ロカちゃん……
伏黒恵のストーカーである五伏のオタク
▼ぐりちゃん……
あさぎりゲンをエッチなお姉さんだと思っている千ゲンのオタク
▼ワイ……
五条悟の幸福と不幸両方に興奮してしまう五夏のオタク
時は5月2日。準備期間があるようで実はそんなになかったオタク達は『推しを弁当で表現するってどういうことだ』という自分達が出したお題に
混乱しながら当日を迎えた。
なお、今回の発案者はロカちゃんと江戸さんである。狂ってるね。ちなみに当日のlineで行われた会話は以下である。
ぐりちゃん『紫キャベツ刻んでます』
江戸さん『米が炊けなくて暇です』
ロカちゃん『もうできたんだけど食べていい?』
ワイ『今風船膨らませてる』
江戸さん『一人でパーティーするの???』
そんなこんなであみだくじで順番が決まり、
トップバッターはロカちゃんに決まった。
▼トップバッター ロカちゃん
ロカちゃん「なんか人に見せられないものが出来た」
ワイ「どういうことなの」
ロカちゃん「倫理的にダメかもしれない。とりあえず第一形態を見てください」
江戸さん「第二形態があるの?」
ロカちゃん「タイトルは『モブおじの愛は届かない』です。こちらが私(モブおじ)が早起きして伏黒くんに作ったお弁当になります」
ぐりちゃん「おいしそ~~~~~~」
ワイ「海苔で文字書くの細かいな」
江戸さん「いいじゃん!」
ロカちゃん「にんじんの形で『鵺』を表現してます。生姜焼きは彼の好物なので。あとミートボールに刺さった動物たちが、それぞれ玉犬、脱兎、蝦蟇です。でもおじさんの早起きして作ったお弁当では伏黒くんに渡す前に五条先生に見つかって無残に捨てられてこうなります」
ぐりちゃん「ちょwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ワイ「五条先生一切の容赦がないな」
江戸さん「転がってる玉犬めっちゃ怖いんだけど」
ロカちゃん「捨てられた後に踏みつけられたので」
江戸さん「あ、これ足跡!?!? すげえ!!!!」
ワイ「よく見たら伏黒くんのためのメモも端で真っ二つに破られてるのめちゃくちゃ笑うんだけど」
ぐりちゃん「私は何を見せられてるの?」
ロカちゃん「あ、本当は伏黒くんの髪の毛を彷彿とさせるウニを入れたかったんだけど、お弁当にはハードル高かったのでヒジキを入れました」
ワイ「これ伏黒くんの髪の毛みたいだねって言いながら渡すの? それは捨てられてもしょうがないよモブおじさん」
ロカちゃん「純粋な愛だけどね?」
壊れた乙骨先輩かな?というくらい「純粋な愛」を繰り返すロカちゃん。一体何が彼女をこんな風にしてしまった。どうしてこうなるまで放っておいたんだ。
開始数分でもうぐりちゃんが「勝てねえ」と呟き始める。あまりにもトップバッターが強すぎた。
でもめげない!!
▼2番目 ワイ
ワイ「私は五条悟弁当を作りました。実は2品作ったんですけど、どっちもスイーツです。あと2品目はちょっとライブ配信があります」
江戸さん「フランベする気かな?」
ワイ「ブブー。あと、五条悟弁当を作ってたらだんだん『これ夏油傑弁当じゃね?』ってなってきたんですけど、五条悟はFBでも自分のページでほぼ夏油傑について語ってたし、逆に忠実に再現してるだろと思ってます」
ロカちゃん「確かに」
ワイ「じゃあまずライブ配信じゃない方からいきます。こちらをご覧ください」
ワイ「これなーんだ」
江戸さん「あっ………(察し」
ぐりちゃん「?(じゅじゅ漫画未履修)」
ロカちゃん「え、何だろう」
ワイ「ロカちゃんこれ、何だとおもう? 五条悟の中に存在するものなの」
ロカちゃん「え、ええ~~~。あ!! 善悪の指針!?」
ワイ「正解!! これアイスケーキなんですけど、バニラが善、ダークチョコレートが悪を示してます。イチゴが矢印を担ってて、ゴールドキウイがまだ上手く働いてた時の目盛です。バナナチップチョコは、段々歪み始めているのを示してます」
江戸さん「おいやめろ」
ワイ「じゃあ次ライブ配信の方いきますね。まずこちらをご覧ください」
ぐりちゃん「あ、これオープニングで見た!」
ワイ「そう! 初めて作ったけどチョコドームです。風船使ったら作れるらしいんですけどマジで作れました」
ロカちゃん「一人パーティー用じゃなかったか」
ワイ「このチョコドームのお皿に書いている文字を読んでください。『my one and only』です。そしてチョコドームに書かれたハートは五条悟の心を表しています。そう、このチョコドームは夏油傑に対する五条悟の心なのです」
江戸さん「何かヤバイこと言い始めた」
ワイ「これを今からチョコソースで溶かします」
江戸さん「録画します」
ワイ「あ………あああ………」
ワイ「あああああああ・・・・・ああああああ!!!! 五条悟の心が!!五条悟の心がああああ!!!!」
ワイ「あああああああああああああああああああああ!!!!!!(発狂)」
江戸さん「なんでひじりん先生の推しいつも可哀想な目に遭うの?(※菓子盆大会でのフィガロ参照)」
ワイ「ちなみに中にはいっぱいクランベリーとイチゴアイスを詰めてます」
ぐりちゃん「見せるな見せるな」
ワイ「ふう……おいしい……」
ロカちゃん「食べてる」
ワイ「my one and onlyがこびりついて取れない……」
江戸さん「意味深……」
▼3番目 江戸さん
江戸さん「私はまともな弁当を作ってきたから」
ロカちゃん「江戸さんが狂ってないわけがない」
ワイ「そうだそうだ」
江戸さん「本当だもん! こちらです!!」
江戸さん「テーマは『ミミナナに初めて夏油傑が作ったお弁当』です!」
ぐりちゃん「かわいいい~~~!!!」
ワイ「夏油がリンゴをウサギ型に剥くの解釈ド一致です」
江戸さん「うさぎが菜々子のストラップをイメージしたおにぎりで、人形は美々子の術式で使う人形をイメージしたおにぎりですね」
ロカちゃん「ほんとだ!!」
ワイ「あっこの竹輪ロールはうずまきですね!?」
江戸さん「そう! うずまきです。ミートボールは呪霊をイメージしてます」
ワイ「娘たちに何食わせてんだ!!」
江戸さん「こうね、娘たちが夏油様いつもまずいの食べてるって心配してるのを安心させるために『おいしいよー』って弁当に入れてくれてるの」
ロカちゃん「夏油様やさしい」
江戸さん「卵焼きは普通の卵焼きなんだけど、通常の3倍の砂糖を入れております。これは元カレの影響ですね」
ぐりちゃん「元カレ(笑)」
ワイ「何でそんなことするの(泣)さっき五条悟がどうなったか見たでしょ」
江戸さん「ミミナナに『夏油様の卵焼きってすごく甘~い!』って言われて『あ、あいつに合わせてたレシピだった……』って気づくっていう」
ワイ「やめろ!!!!!」
ロカちゃん「急にぶちこんでくる。さすが江戸さん、絶対普通の弁当じゃないと思ってたよ」
江戸さん「アレ?」
ワイ「順番がつら過ぎるなこれ」
▼4番目(最後) ぐりちゃん
ぐりちゃん「はい、紫キャベツを刻んでいたぐりこです」
ロカちゃん「ムル弁当?」
ワイ「一体何ムルハート弁当なんだ」
ぐりちゃん「絶対そう予想されると思ったけど違いま~す。3人とも呪術で来るの分かってたので私もやっぱり自分の推しカプをプレゼンしようと思ってね」
ワイ「ミスディレクション食らってた」
ぐりちゃん「だから千ゲン弁当を作ったんですけど。普通のお弁当箱を作ろうと思って私思ったんです。『あれ? そもそもストーンワールドにお弁当箱どころか、お皿などあるのか?』と。
だからお皿から作るべきだと思いました」
江戸さん「TOKIOみたいなこと言い始めたよ」
ワイ「一人DASH村始まってる」
ぐりちゃん「そんなわけで作ったのがこちらになります」
ワイ「なんかすげえええ!!!!!!」
ぐりちゃん「テーマは星空の下でみんなで食べるおにぎりです。お皿となる葉っぱは買ってきました」
江戸さん「葉っぱどこで売ってんの!?」
ぐりちゃん「百均で売ってた! じゃあ説明させていただきます」
ワイ「してくださいめちゃくちゃ説明が必要です」
ぐりちゃん「左後ろにあるのがねこじゃらしラーメンで、黒いお皿に並んでいるのが左から『捕ってきたお肉にハーブとレモンで味付けしたもの、そしてチーズと紫キャベツ』です。で、右の前にあるものが『紫キャベツの煮汁、紫キャベツの煮汁に酢を入れたもの、そして洗剤を入れたもの』です」
ロカちゃん「科学の実験してる!!」
ワイ「酸性とアルカリ性だからか。リトマス紙!! BTB液!!!」
江戸さん「後ろにあるのは?」
ぐりちゃん「ロードマップです。原作で車作って海にいって、空にいって、宇宙いくぞ!って言う流れをやってるんでそれをお弁当箱のグッズで表現しました。お弁当箱のグッズもこんな使われ方されて予想外だっだと思います」
ロカちゃん「それに関しては私も何も言えないよ」
江戸さん「予想外なことばっかりだっただろうねお弁当箱側も」
ぐりちゃん「で、飲み物はコーラです。作りました」
ワイ「またコーラ作りやがったよ」
ロカちゃん「え、いちから!?」
ぐりちゃん「今回はなんかドラえもんの科学グッズみたいなやつで」
ワイ「今日まとも担当でいくって言ってなかったっけ?」
総評:オタクはみんな狂ってる
以上、推し弁大会の様子をお送りしました★ 前回と違って自分で作ることが増えたからか、前よりもパワーアップしたからか全体的にみんな本気かつ正気じゃなかったのですごく楽しかったです。
ちなみに今回の優勝者はロカちゃんでした。優勝賞品としてみんなから使いどころに困るLINEスタンプが送られました。良かったネ!!
前も言いましたけど本当暇を持て余したオタクにはすごくいいと思いますこの遊び。リモートでぜひ。おすすめです!!
それではゴールデンウイーク最終日もなんとか生きましょう!
シーユーアゲイン★