~オタクの菓子盆選手権~オタクって怖い~
やあそこの人類! ひじりんだよ!
あけおめ!!!!去年はどうもありがとう!今年もどうか遊んでおくれ!
年末に呪術廻戦の0巻を読んだよ。0巻すごかった……映画「ジョーカー」を見た時に感覚が似ていた。倫理観が揺らいで悪役に肩入れしたくなっちゃう感じ。
私、猿でゴメン……ってなる感じ。
いやー年末に本当とんでもねえもん勧めてくるなフォロワーは。「今年の地獄、今年のうちに」ってやかましいわ。
さておき。先日オタクの菓子盆選手権を開始しました!!
めちゃくちゃ楽しかったので他のオタクにも勧めたくなってブログを書いているぞ!
※菓子盆選手権とは!
まずは下記の偉大なるオモコロ様の菓子盆ブログを読んでほしい。
大体こんな感じです!
メンバーは下記の通りだ。
▼江戸さん……
触手を愛するオタク
▼ロカちゃん……
推しを見守るモブおじ
▼ぐりちゃん……
狂ったオタク
▼ワイ……
推しに情緒をすぐ乱されるオタク
時は12月30日。年末で本来ならバタバタしている人も多い中、
オタク4人は集まってLINE通話をしていた。
こほん、と主催ワイは咳払いをして開始の号令をかける。
ワイ「今日はよくわからない会に参加してくれてありがとう。
他に時間を使うものはなかったのかい?」
江戸さん「めちゃくちゃブーメラン刺さってるよ」
ワイ「とりあえず今日のオタク菓子盆ルールを説明します」
★オタク菓子盆特別ルール★
それぞれ「推し」をイメージした菓子盆を作り、順番にプレゼンを行う。
プレゼンを受けたオタクは、その菓子盆が誰をイメージした盆なのか当てる。そしてどの盆が一番「オタクの心を動かしたか」で勝敗を競う。
みんなも誰をイメージした菓子盆なのか想像しながら読んでみてね!
▼トップバッター ワイ
ワイ「トップバッター務めさせていただきます。ひじりんです。
私の菓子盆のテーマはもちろん推し……ではありますが、サブテーマが「二面性」です。御覧ください」
ワイ「まずは右上のアンパンマンチョコやイチゴチョコを御覧ください。かわいらしいながらも、マシュマロを散らすことによってちょっと『わざとらしい、あざとい可愛さ』を演出してます。
そして右下のハート型は彼の心を象っており、『純唐辛子スナック』が入っています。その隣にはわさびのりとドリトス。彼の可愛さは表面だけであって、心の中はものすごく辛いことを表しています。
左上のきのこの山は甘さに見えて、きのこたけのこ戦争という『戦いの火種』を持っていることを表しています。彼は甘くしようと思っても、うっかりこういう風に神経を逆なでるわけですね。
左上の金色のチョコレートはギラギラ時代の彼であり、その横にそっと添えたほろ苦いキットカットが彼の本心です」
タッカーに襲われるタイプの勘の良すぎるオタクであれば、もうこの時点でお分かりかもしれません。
しかし意外と他メンバーはみな小首をかしげている状況。
そこで私は最大のヒントを繰り出す!!
ワイ「そして真ん中のカラフルなハリボーを御覧ください。
これは彼の末路です」
末路という言葉に一瞬でざわつくパーティ。
しかし私の切なげな声と緑色を中心に光るハリボーに皆「あっ……」てなる。
じゃあみんな個別LINEに答えを、というワイの呼びかけに「もうみんなわかってるからいいよグループLINEで」という冷たいツッコミを受ける。イヤン
ワイ「はい、せーの」
江戸さん「フィガロ」
ロカちゃん「フィガロ」
ぐりちゃん「フィガロ」
ワイ「全員正解ありがとう!!」
総評:推しのことを楽しく考える菓子盆選手権だというのに真ん中に推しの末路を置くのは悲しい
▼2番目 江戸さん
江戸さん「2番目いきます。分かりづらいヒントから出していくんで頑張ってついてきてくださいね。菓子盆はこちらです」
ワイ「真ん中のこれ何!? いくら!?」
江戸さん「知育菓子です」
ぐりちゃん「知育菓子wwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ロカちゃん「通りで時間かけてたわけだよ……」
江戸さん「まず左から御覧ください。彼について出ている少ない情報の中で『はちみつが好物』というのがあったので入れさせていただきました」
ワイ「プーさん?」
江戸さん「違います。そしてこのイクラのような知育菓子は彼の瞳を。小枝は彼がいつも背負っているものを象っています」
ワイ「あ、わかった。最近そいつにボコボコにされた気がする」
ぐりちゃん「全然分からん」
江戸さん「アポロは彼のかわいいフォルムと、かわいらしさを演出」
ロカちゃん「分かったと思ったのに置いてかれた」
ワイ「フィルター分厚くない?」
江戸さん「何がよ!! あともうこれは大ヒントですけど左のスナック菓子は彼が着ている「黄色い衣」を演出してます。そして真ん中のイカの足はもう見たまま」
ワイ「もう完全に分かった。ぐりちゃんはそのジャンル通ってないから分からなくてもしょうがないな。でも元ネタは分かるかも」
よく見るとそのキャラクターを表していることがめちゃくちゃ分かりやすいお手本のような菓子盆と言えます。
江戸さん「じゃあ回答をお願いします! せーの」
ワイ「ハスター様」
ロカちゃん「ハスター様」
江戸さん「正解!!」
ぐりちゃんは履修していないジャンルだったので始終首を傾げっぱなしでしたが、この後江戸さんが最初からそちらが本願と言わんばかりに自作のプレゼン資料を用いてぐりちゃんにハスター様のかわいらしさについて布教し始めたため、計画性のあるオタクってすごく怖いなと思いました。
総評:お手本のような菓子盆。なお、推しに厚めのフィルターをかけている。
▼三番目 ぐりちゃん
ぐりちゃん「3番目ぐりこです。先に言っておくんですけどごめんなさい」
ワイ「な、なにを……」
ワイ「お菓子どこ!!!!!!!!!!!」
江戸さん「菓子盆とは!?!? えっお酒!? お酒なの!?」
ぐりちゃん「いいえ。これはお酒ではありません。
自作のコーラです」
ワイ「自作のコーラ!?!?!?!?!?!」
ぐりちゃん「そう。昨日スーパーに駆け込んで材料を集め一晩かけて作りました」
ロカちゃん「オタク怖いんだけど」
ぐりちゃん「テーマとなった彼は、コーラが好きなんです。彼はコーラがもう存在しなくなった時代にいるんですけど」
ワイ「もうそれほぼほぼ答えだよ! 分かったよ! でもロカちゃんと江戸さんは多分そのジャンル通ってない! お前たち!! 今日を布教の場ととらえているな!?!?!」
ぐりちゃん「調理シーンお見せしますね。まずはパクチーとライムを切り刻みます」
江戸さん「お料理教室始まったよ」
ぐりちゃん「で、はちみつを焦がす……んですけど家になかったので砂糖水で代用」
※以下省略~彼女は全工程を見せてくれてます~気になる方はコミックを読もう※
ぐりちゃん「そして最後に炭酸水を足してコーラの完成」
ワイ「真面目に気になるんだけど本当にコーラの味すんの?」
ぐりちゃん「もうパクチー臭の主張が死ぬほど激しい。でも飲んだらなるほど言いたいことは分かるよ。みたいなそんな味」
ロカちゃん「そこまで頑張るオタク怖すぎ……」
江戸さん「トランプはどういう意味が?」
ぐりちゃん「あっ彼がトランプでマジックするのが得意なんです」
コーラの説明にめちゃくちゃ時間を要した半面、トランプの説明は死ぬほどあっさりだった狂ったオタクぐりこ。パーティーは彼女の狂気に触れてしまった。菓子盆とは。コーラとは。そして推しを表現するとは。
ぐりちゃん「はい、じゃあせーの」
ワイ「あさぎりゲン」
ぐりちゃん「正解で~す」
総評:オタクだって菓子盆だってフリースタイル。彼女を止められる者はいない。
▼4番目 ロカちゃん
ロカちゃん「さっきの後だと死ぬほどやりづらい」
ぐりちゃん「すみません」
ロカちゃん「でもいきます! 4番目、オオトリ! 菓子盆こちらです」
ワイ「めちゃくちゃおいしそう」
江戸さん「普通に食べたい盆」
ロカちゃん「それでは左から行きます。まず左下のコアラのマーチはですね、彼がスピンオフ漫画でコアラをやっていたことからです」
ぐりちゃん「やばい分からん」
江戸さん「ヒントがマニアック」
ロカちゃん「ビスコは彼の『強くなりたい』という意思。そしてその隣のアルフォートは私が好きだから置きました」
ワイ「ハ????????」
江戸さん「ハ?って言わないでwwwwwwwww」
ロカちゃん「あと彼のコスチュームのカラーに似てるからですね。
で、真ん中にあるアイスですけど、さすがに『菓子』盆選手権にアイスクリームがあるのはいけないと思って中身は全部食べました」
ワイ「なんて????????????????」
ロカちゃん「代わりに氷砂糖を詰めてます!」
ぐりちゃん「何でwwwwwwwwwwwwwwwww」
ワイ「全体的にロジックがおかしいよ!!!」
ロカちゃん「この氷砂糖と、隣のカラムーチョが彼の能力を表してます!」
ワイ「あ、あ~~~~はいはいはい! 隣同士になってることに意味があるのね!」
ロカちゃん「その通り!」
ぐりちゃん「私も分かった」
江戸さん「私分かんない……!」
ワイ「江戸さんが多分通ってないジャンルだな……」
ロカちゃん「はい、せーの」
ワイ「轟焦凍」
ぐりちゃん「轟焦凍」
ロカちゃん「正解で~す!!」
総評:菓子盆のアイスを先に食べちゃってもいいじゃない。人間だもの。
以上私たち4人の推し菓子盆選手権大会の様子をお送りいたしました。
思ったよりもめちゃくちゃ盛り上がったのと、写真一枚でこんなにオタク語れるんだってなったので、本当暇を持て余したオタクにはすごくいいと思いますこの遊び。リモートでぜひ。おすすめです。
ちなみに勝ったのは2番目の菓子盆の江戸さんです。彼女には賞品として皆から適当に選ばれたLINEスタンプがプレゼントされました★
A HAPPY NEW YEAR★