彼氏がアイナナ三部で無事トリガーの沼に入った話

ピンポンパンポーン

えー、記事に入らせていただく前に訂正がございます。

二部のタイトル「彼氏が推し変した話」とさせていただいていたのですが

彼氏がこのタイトルに「推し変はしていない。全員好き。全員大好き」と異議を唱えたため、訂正させていただきます。

 

はい。世界一どうでもいい訂正を聞いていただきありがとうございます。

早速三部に入った彼氏がどうなったか話させていただきます。

 

でもね、その前に聞いて欲しい。

いざブログにまとめようとして思ったの。

 

アイナナ三部、イベントが多いッ!!!!

 

盛りだくさんだよ。アイナナのあいつから

リヴァーレのそいつまで盛りだくさんだよ。

びっくりするほど語ることで溢れてる。

人生か。

人生の全てがここに詰まっているというのか。

 

もう彼氏の発言を全てまとめていると

もう日が暮れるレベル

なので、ざっくりと「大和さん家出事件」「トリガー拉致監禁事件」「メッゾ事件」「フレンズデイ」「了さんとズールについて」の5項目でまとめた。

行くわよアンタ達! ついてらっしゃい!!

 

▼大和さん家出事件

彼氏が早速了さんの存在にぶつかることになった事件である。

今まで九条さんにばかりヘイトを溜めていた彼が、本当の攻撃的な悪である了さんに出会ってしまったらどうなるのかと思っていたが、

彼は仕事がすごく遅くなりグロッキー状態になっている私と電話をつなげてすぐにこういった。

 

大和っちをいじめるタイプの高橋広樹ムカつく!!!!

 

世の中に高橋広樹がいろんなタイプでリリースされているみたいな言い方本当辞めて欲しい。

 

という言葉をこらえつつ、「でも大和さん可愛かったよね」と当たり障り無いオタクの感想を伝えると

 

「いやでも本当大和っちの気持ちは俺分かるんだよ」

 

と無駄に親身な口調で語った。

 

彼氏「大和っちタイプ……つまり俺タイプね」

ワイ「俺タイプ」

彼氏「大和っちタイプから真面目な話を聞こうとする時に、真正面から聞いちゃいけないんだ。真正面から聞くと逃げる」

ワイ「いいじゃん話しちゃえば、ガンガン聞いてやんよ!」

彼氏「お前はな! お前は三月とかナギタイプだから俺達大和族のこと分かってないんだ!!」

 

俺達大和族。

急に新種族を爆誕させるなと思いつつ、私はもう仕事帰りで眠たかったのもあり

ウンウンと適当に返事していると彼氏はもうそれはそれは長々と続けた。

 

彼氏「大和っちはひねくれ屋のまんま育ってるから、ストレートに聞くんじゃなくて根気よく待たなきゃいけないんだ。三月とかナギみたいに真っ直ぐ育ってきた子達に言わないのは信じてないとかじゃなくて、言ったら恥ずかしいし怖いだけなんだよ。そこらへんちょっと理解してあげて欲しい。時が来たら言える。それを強制したらかわいそうなことになるからヨシヨシしてあげるべき」

ワイ「先輩の首締めても?」

彼氏「許容範囲内

 

こいつと喧嘩するの絶対やめようと思った瞬間だった。

幼児返りした大和っちを抱きしめて誰もいじめるなと言いたい、と言った彼は誰にも止められなかった。

熱い口調が電話越しにマスィンガン。

 

彼氏「彼の生い立ちというところがいつまでたってもコンプレックスとして追って来てるだけであって」

ワイ「もう寝かしてぇ……」

 

彼の熱い口調は私が寝るまで続いたという……

 

▼トリガー拉致監禁事件

大和さん家出事件→リヴァーレ誕生の話へと進み、いよいよ例のトリガーしんどいエモーショナルラッシュフィーバーに足を踏み入れようとした瞬間彼氏は何故か物語を進めるのをためらった。

 

あらかじめ「死ぬ」という話を彼女から聞いていたせいか恐れていたのである。

 

でもそんなことを知ったことではない。

皆沈め。アイナナ沼へと沈め。という気持ちでいる私(鬼)は彼氏に毎日のように進捗を確認した。

 

ワイ「アイナナ進んだ?」

彼氏「まだ。ノーダウトにハマったからちょっと一日中やってる」

ワイ「なんでよ! もうすぐそこじゃん! 早く死ね!」

彼氏「謝れ!! 俺に謝れ!!」

 

こんなに説得しても彼は中々進めなかった。また進捗を確認することが面倒になったある日……

彼からLINEで「今いい?」とだけ来た。

 

これは彼なりのいわば語りたいSOSなのだが、これは長くなるなと踏んだ私はまたまた仕事帰りだったのもあり、家に帰ってから返事しようと携帯から目を離した。

 

しかし、そんな私に無理矢理携帯を開かせようと響く着信音。

例の鬼電である。

 

何だ何かあったのかと思い携帯を開いて返事すると満を持して、なんかエエ声で彼は言った。

 

「we are...TRIGGER」

 

あ、こいつ進めたな。と確信がコナン君の脳に走る光のようにシュピーンと巡った。

疲れた脳で「どこまで進めたの?」と聞くと彼はため息一つつきこう言った。

 

彼氏「ていうか、電話出るの遅くない?」

ワイ「え、あぁ……帰ってからかけようと思って……イヤホンなくしたし」

彼氏「イヤホンまたなくしたのか、ちゃんとしまっとけ」

ワイ「あ、はいすんません」

彼氏「まったく……おしゃぶりを外して出直してきな!!!!!」

ワイ「めっちゃ読み進めたやん

 

疲れた脳で天にぃと悠ちゃんの名シーンの台詞であることを思い出す。

※デフォルメして書いてますが、実際は気付くまでに何度もこのキメ台詞を言われているという事実を記載させてください。(めっちゃ気に入ってた)

楽しくなった私は家に帰る前に携帯を耳に当て、きちんと話を聞くモードに移った。

 

ワイ「天にぃのこともっと好きになっt」

彼氏「好き!!!!!!」

 

好きの反射神経。

最後まで私が台詞を言えない状態に陥る。

 

ワイ「がっくーのこともっと好きになっt」

彼氏「好き!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワイ「龍兄貴のこともっと好きになった?」

彼氏「………好き……(余韻)」

ワイ「一人だけガチじゃん

 

ふう……と吐息まじりに急になった彼氏の口調に私は聞き覚えがあった。

彼氏が八乙女楽に惚れた時のことだ。

しかし、あの事件の時の龍アニキに惚れるのはしょうがないと思う。

十推しじゃない私ですらアニキーーーー!!とアレには叫ばざるをえなかった。

彼氏がこうなることにも頷ける。

 

私はずっとずっと言いたかった言葉をやっと

彼氏に伝えることが出来たのだ。

 

ワイ「マジしんどくなかった!? 死んだでしょ?!」

彼氏「いや、でも……俺は、死ななかった」

 

力強く彼は言った。

正直、彼が電話をかけてきた時「もうまぢむり」とか「墓なう」とかの感想が来ると思っていた私は面食らう。

 

しんどくなど、ない。彼は続けた。

 

電話越しにキリッとした顔をしているのがもう分かった。

 

彼氏「トリガーがこれしきの事態に負けるわけなんてないって思ってたトリガーは何が起きても這い上がってくる。

妨害しても無駄。俺はトリガーのこと分かってた

 

ワイ「えっでも、ほら、拉致監禁した了さんにクソッてなったり、

ズールにちょっと!って思ったりとか」

 

彼氏「言いたいやつには言わせとけぇ!! 

トリガーがクッソ格好良いのはこの俺が知ってる!!」

 

誇り高すぎた。

知らない間に彼氏がトリガー民としてよく分からない境地まで行っていた。

私の思ったとおりに一個も動かないこいつ。ほんとなに。

でもトリガーに思った数万倍染まっていることだけは分かった。

死んではないけど沼の奥底に落ちてはいた。

沼の奥底でゴボゴボ言いながらなんか誇り高く生きるシュールな民である。

 

彼氏「トリガーは、生きてんだ

ワイ「分かったから」

彼氏「we are.....

ワイ「TRIGGER...

 

この台詞こういう風にコール&レスポンスで使うもんだっけ?

兎も角、彼はTRIGGERファンとして気高く応援を続けることを誓っていた。

 

ワイ「気高さがすごい。がっくんも了さんのせいで紡ちゃんに近づけなくなったのに」

彼氏「その件に関しては許してない

 

許してなかった。

 

彼氏「アレだからな。高橋は最初から印象がよくなかったからトリガーをどうしようとそんなに変わらなかっただけで

がっくーを俺から引き離したのはマジで許してないからな

ワイ「さっきの気高さどこいった」

彼氏「そこで潔く引くがっくーもがっくーだよ! 攫えよ俺を!」

ワイ「聞いてないなさては」

彼氏「でもそれががっくーの魅力でもあるから複雑……

ワイ「やかましいわ」

 

そしてお次「メッゾ事件」ですが…

わりとここまでだけでも文字数を食ってしまったのでメッゾの話と、フレンズデイのリヴァーレおよび陸と了さんの話はまた書かせてもらいます。

 

お前があまりにも語るからブログまとめづれぇよ、と文句を言った時に前編後編で分ければいいじゃない、と言った彼氏の言った通りになってしまい申し訳ない。

 

もう少しだけお付き合いいただければと思います。

 

次回、「八乙女楽に抱かれたい」何とぞよろしくお願いいたします。

※次回書く内容には一片もかすっていません。彼氏が欲望に忠実に考えました。

アイナナ二部をやった彼氏が推し変した話

 

「あの九条という男は何なの?」

 

カレスは激怒した。

必ず、かの 九条 鷹匡(くじょう たかまさ)をどうにかしなければならぬと決意した。

カレスにはアイドルがわからぬ。

 

とか言って。

とか言ってね。

 

先日ブログでも共有したんですけど、アイナナに彼氏を落としてみたら

見事に彼氏がハマりまして。二部をやってくれることになりました。

ちなみにブログを上げたらバズった旨も伝えたら

「天ちゃんの力だぞ」とかえらい真顔で言うから

お前天にぃの何なんだ? 

 

でも中々二部を進めてくれないの。

かと言ってアイナナをしていないのかと思ったら、違うっていう。

シークレットナイトを朝まで徹夜でやり倒してたとか言って。

幸せを壊したくないけどアイナナのコンテンツには触れたいのかなとか思って

この人4部まで進んだらマジで死ぬんじゃないかしらと心配した。

 

でもそんな彼氏からね。先週ですよ。

いつもはおやすみと言ってくれる彼氏からのLINEが来ないなーと思ってたら

朝から怒涛の鬼電話。

 

こちらは朝早いから服とかスポーンて脱いで、全裸で髪の毛とかしながら

歯とか磨いてるのに開口一番この言葉から始まったから。

私も全裸でこう切り返すわけです。

 

「どこまでいったの?」

「天ちゃんだけじゃなくカワイイ女の子を九条が囲っていることが分かりました」

「結構中盤まで進みましたね」

あの男、天ちゃんていうカワイイコ囲ってるくせに、美少女まで囲って何様?

 

九条さんへのヘイトが半端ない。

「天、おいで」と言った瞬間の九条さんが事細かにいかに怖かったかを

私に説明してくる。もう九条さんが苦情さんになる勢い。

そりゃヘイトを最初溜めるキャラではあると思うけど(私は可哀そうで好き)

この人ツクモプロダクションを目にしたら死ぬのでは?と重ねて心配した。

 

「他に何かあった?」

「代永が、代永がさ」

「ああうん」

 

あらかじめ言うと彼氏は代永さんが個人的にあまり好きではなかった。

かわいらしい声をしているところと、

あざとさをたまに演出しているところが

男性目線からはあまり受け付けないと言っていて、

アイナナを始める時もずっと三月のことは代永さんのキャラとしか思えなかったのか、ずっと代永呼びを続け

 

「いや、代永じゃない。三月」

 

出たーーーーーー!!!

レディースアンドジェントルルルルルメーン!!(激しい巻き舌)

三月呼びが始まりましたァーーーーーーーーーーー!!!!

心の中でピーヒャラピーヒャラと縦笛を吹きながら私はニヤニヤ笑いつつ彼氏に聞いた。

 

「もう代永さんって呼ばないの」

「三月だよ。三月は、三月なんだよ」

「何その優しい声なに」

「三月さぁ……本当わかる……何を頑張ればいいのか分からないけど……

 頑張らなきゃいけないのは分かってて、好かれたい人に好かれたいのに

 うまくいかなくて……」

 

泣いているの?

と聞きたくなるくらいの感情が入った声だった。

多分私と話しているようで、もう彼は多分三月と喋っていた。電話の向こうで遠い目をしているのが手に取るように分かった。

 

「三月というキャラを動かしている代永さんに感謝をしなければいけない」

「そうですね。それはそうですね。ええ」

「三月を好きな女性は確実に男を見る目があると思う。男なら間違いなく三月の魅力が分かる。そんな感じ」

「はい。メッゾはどうですかね?」

「十さんとチーム組むことになって、多分十さんがここから間に入ることになったけど、やっぱね〜。ちょっと心配だよな。十さん肝心なとこでオロオロすっからな〜」

「……(何を言ってもネタバレになりそうで黙る)じゃ早く続きやれよ暇だろ?」

「暇じゃねーわぶっ飛ばすぞ!」

 

と言いつつね、やるんだろうなと思って。

一回それで電話を切ったわけです。

もう私は、いおりんが好きな彼がリスポのくだりを見たらどうなるのかとか、

ナギの伝説の記者会見とか見たらどうするのかとか、そういうとこをワクテカしてたわけ。

 

もうほんとありがたいことにブログを読んでくださった方も同じように期待されていて、

私もその様子をとくとくと語ろうと思ってた。

思ってたのよ。信じて欲しい。

 

しかし、数日前。

 

仕事終わりの私に何か物言いたげなスタンプを送ってくる彼氏。

一体なにがあったのかしらと電話をかけてみて、最近もう主語なしでも伝わる言葉を投げかける。

 

「進めた?」

「二部終わった」

「おお!? 早いな…1番印象に残ったのは?」

 

満を持して彼は口を開く。

 

二部をやり通して得た感想を

きっと彼はアイドルの成長を経て得た感想を海千山千のボキャブラリーで、手を変え品を変えーーー

 

 

がっくー」

「八乙女楽!!!!!?」

 

もう私は声が裏返った。

いやわかる。八乙女楽が格好いいのは分かるさ。彼は抱かれたい男ナンバーワンだもの。

でもアイナナ二部で印象に残ったのは? と聞かれて、男の名前だけを呟く男がいると思わないじゃない。

 

あとどうでもいいけど呼び方はポピュラーな「がっくん」ではなく、男性が人にあだ名を付けることでよくやりがちな「●ッ●ー」の並びになっていたことも気になっていた。なんで男性はニックネームを付ける時、ほぼ必ず吉くんはヨッシー西村くんはニッシー高島くんはタッカーなんや? 

まあそんなことはいい、私はちょっと動揺を隠せずに質問を繰り返した。

 

「待って、どこのシーンで?いつ?」

「だって俺、言ってなかったけど……がっくーにデートに誘われてるし」

「あ、あぁ、あの、寮に来る時の「蕎麦屋だからいいだろ?」シーンですね。なんでそんな浮気バレた女みたいな語り出しなん?」

 

もう紡ちゃんを当たり前のように俺呼ばわりする彼氏に今更もうツッコミは入れない。

彼はちょっと照れつつ続ける。

 

「誘われたの嬉しかった」

「嬉しかったんだ……」

「何勝手に断ってんの?俺」

「行きたかったんだ……」

「がっくんなんか俺のこと気にしてるし」

「まあガチ勢だからね」

「俺が現場にいる時、がっくー俺のこと明らかに気にしてるよね? ちょっと声がかっこよくなる傾向があるというか、少しだけ声が低くない?」

「何かちょっと気のせいじゃないですかねレベルのこと言い始めたぞ」

「以来ちょっとがっくーを意識するようになっちゃって…ストーリーでも何かこうごたごたしてるときに可愛さとさっぱり加減を撒き散らしていくイケメンに、はぁ(余韻)」

「余韻に入ってるやんけ」

俺はこんなイケメンに好かれているのかと思うと自己肯定感が強くなって毎日ハッピーになる。舐めるなよ。俺は八乙女楽に惚れられた男だぞ

「今の台詞確実に拡散してやるからな」

「がっくー推し…」

「聞いてないやんけ。余韻まみれやないか」

 

以降、私は本題のつもりだったリヴァーレ先輩のことを聞くと「千は照れずに百に最初から超情熱的な愛情を伝えれば良かったんだよ。いい話だったけど」とサラッと触れたのち、「がっくーのように」と八乙女楽の話に戻される。果ては羽多野さんのイケメンぶりについてまで触れられる。こいつ完全に推し変してやがる。

 

おかしい、同じモモ推しになってほしさぁん💓とする野望は打ち砕かれてしまったのか?

クソッッ!八乙女楽め!男まで魅了しやがって!!

 

「あ、そういえば十さんはちゃんとしてたでしょ?」

「いやー龍アニキはね」

「龍アニキ!!!?お前タマちゃんなの!?」

 

名物超高速回転手のひらドリルが炸裂している。分かったような口調で彼は続ける。

 

「俺龍アニキはやってくれると思ってたから。肝心なとこパシッと決めてくれる。流石龍アニキ。龍アニキは最高」

「天にぃを愛でて、楽推しに推し変し、龍アニキを慕うの? 何あなたそんなに三部で死にたいの?」

「天にぃはもうちょっとだけ素直なシーンとデレが欲しかった」

「三部で死にたいのね。分かった、よく分かりました。お前は三部で死ぬ」

「とうとう断言しやがったなこの女」

「せいぜい粋な棺桶を用意しておくことだな」

 

そんな訳で彼は今三部をやっております。

かわいそうなので骨は拾おうと思います。

 

 

 

プロメアッーーーーーー!を見たウオォ

もう本題の通りである。

プロメアを見た。もうこの通りです。

プロメアを見てない人はプロメアを見たほうがいい。完!!っていう風にここで文章を終わらせてもいいレベル。

 

見てない人は読んじゃダメ。

むしろ見てる人も何こんなとこに来てんだ。もっかい行けーーー!!

 

でも私はべらべらと好きなものについて話したがるスキモノだから話す。逃げろ。逃げるなら今だ。逃げないとオタクの早口があなたを襲う。

 

逃げなかったのね。さてはど変態ね。

 

はい。プロメアよ。

プロメアを見ました。

 

見たきっかけから話そう。

ある日、ツイッターで「堺雅人」が「滅殺開墾ビーム」を撃つというツイートがタイムラインにどんぶらこどんぶらこと漂流してきた。

 

堺雅人。それは私がリーガルハイなどで大変好ましい……控えめに申し上げてもうめっちゃ好き好きビームな俳優の名前である。

その、堺雅人が、

映画で、

滅殺開墾ビームを、

撃つ。

 

なるほど。

 

 

完全に分かった。

 

 

 

分からない。

 

 

怖い。スルーしよ。

 

 

しかし何度スルーしようとも、どいつもこいつもタイムラインで「プロメア」という映画の話をし始めたのである。

 中身について語るわけではなく、みんななんか思わせぶりな、滅殺開墾ビームじみた発言だけして去っていく。もどかしい。

 

 これはかの有名なキンプリにみんなが通いつめていた時、タイムラインに「尻から蜂蜜」みたいな単語だけ載せていた時を彷彿とさせた。くっそ、なんかめっちゃ気になってきた。

 私はその時たまたまいっしょにランチをしていた同期Nにプロメアという映画が気になるという話をした。

 

「プロメアという映画がオタク界隈でめちゃめちゃに評判だから見に行こう」

「えぇ………」

 

 Nは何の罪もないパンピーである。しかし彼には昔、「何も言わず金だけ握りしめてついてきな」と言ってキンプリに連れていかれた経歴があり、私のこの申し出に警戒心マックスな反応をよこした。何の説明もなしに連れていかれて脳みそを溶かされた経験がトラウマになったらしい。

  しかし私のいかに見たいかという理屈度外視な超熱血トーク(駄々っ子)により彼はやっと縦に首を振り、会社帰りに一緒に観に行くことになった。

 

ところがNは結局緊急の仕事が終業時間間際にドサドサ入り、クレーム手前……炎上する!!みたいなレベルまで積み重なった。

これは無理だな今日、と諦めかけたその時、通り過ぎざまに私のデスク近くに寄った彼は小声で言った。

 

「席少なかったから予約しておいた。行くよ」

 

今なら言える。

あいつはバーニッシュだった。

 

そんな明日には燃え盛るであろう仕事をクールに放置したバーニッシュと私は、いざ映画館へと赴いた。

 

クライアントからの電話が何度も何度もリンリンしているバーニッシュが隣で携帯の電源をオフにするのが見える。

こいつただのバーニッシュじゃない。

マッドバーニッシュだ。

 

そして映画が始まる。

最初の方は、正直わりと置いていかれそうだった。怒涛の用語に。

バーニッシュ。ミュータント。マッドバーニッシュ。フリーズフォース。エトセトラエトセトラ。プラスキャラ名。

 

だが置いていかれそうな私をこの映画は置いていってはくれなかった。

のっけからファイトシーンで実践あるのみとばかりに、この用語はこう使うんじゃオラオラー!!!と私はレッスンを受けた。

何枚描いたんスタッフこれ引くわ。ぐりぐり動くとかぬるぬる動くとかいう話じゃない。ジャッキーンドゥルルルンドュルリヤバーみたいな感じで動く。失禁しそうなまでのカメラワークで引き込まれてしまう。

 

お陰でもうマブダチのようにバーニッシュと呼べる。マッドバーニッシュ。あいつ俺のダチ。地元のイイコそうな奴は大体トモダチ。

 

そしてリオくん。

ああリオくん。

 

リオくんや。

ああリオくんや。

リオくんや。

 

スッカスカの俳句を一句読みたくなる。

 

リオくんに心掴まれないやつっているの? 正気? ってくらい彼は魅力的なキャラクターだった。

 

お前はリオくんにハマるぞ、ともうリオくんにハマった女達に魔女のような予言を受けて、フーンおもしれーじゃねーのアーン?とふんぞり返っていた自分を殴りたい。

 

表情が可愛い。

体躯も可愛い。

なのに正義感超っょぃ。

めっちゃ仲間ぉもぃ。

もうマヂ無理推そ。。。

 

マッドバーニッシュのボスとして誇り高く戦うリオくんを私は拳を握りしめて応援した。なんだこの高揚感。助けてくれ。叫び出しそうだ。隣がソウルメイト(オタク仲間)ならもう手を取って抱きしめたい。

 

どこからどう見ても美少女だ。

たとえ男だと分かった上で見てもあまりにも可愛すぎる。

しかも格好いい。何あのスーツ。黒い。悪そう。厨二病ハートがビックンビックン高まる。

そんなビジュアルだけでキャラを簡単に好きになると思わないで、とツンツンする私に最終的にアッアッアーーー!!!やめろーーーー!!!好きだーーーー!!!と言わせるくらいのもんだった。

リオくんが好きだ。

 

そしてガロ。ガロも好きだ。

始まった瞬間にハリウッドも顔負けなレベルで主人公みたいなツラした主人公ぽい性格の男が出てきて、私はもう、あいつこそが主人公の王子様と歌いたくなるほどガロは主人公だった。

 

何を言っているか私も分からなくなってきてるが、もうガロは少年ジャンプのどの漫画に主人公として出てきてもおかしくないキャラだったということだ。

 

見てて気持ちいい。

無鉄砲。熱血。でもバカじゃない。

正義感は燃える火のごとし。

包容力は山のごとし。

 

こういうのでいいんだよこういうので、を体現しているような男だった。

そんな彼がリオと魂のセッション(接吻)を否応がなくしなければならない状況に追い込まれた時、私はもう知らず知らずのうちにガッツポーズをしていた。

Nも気づかないくらい静かに。

ガッツポーズを、していた。

 

リオとガロがリオデガロン改めガロデリオンに乗った時、私はもうウオォォォ!!!と声を上げたくなるくらい興奮した。

そんな私のウオォォォォォォ!を落ち着かせない、今夜は寝かせないぜとばかりにBGMの盛り上がりが最高潮になる。ウオォォォォォォインフェルノォーーーー!!!

応援上映にはいってないが、もし応援上映の期間が延びたりして行くことが出来れば私は確実に言う。インフェルノーーーー!!! 私をインフェルノしてと叫ぶだろう。

その意味は私にも分からないが、もうどうにでもして欲しいインフェルノにしてくれ。

 

 

個人的なMVPはやっぱりクレイである。

堺雅人の演技がもう光りまくっていた。

喋った瞬間に「こいつ裏切るな?」と私に思わせたのは、石田彰くらいのものだ。やるな、堺雅人。こんな裏切りそうな声を出せるなんて。

 

しかし彼が輝くのは裏切り前でなく、裏切る後だった。ハッハァーーーー!!!バァカメェーーーー!!!とでも言いそうなとんでもクレイジーボイスに、ああこのために堺雅人を起用したのかとストンと腑に落ちるくらいの素晴らしい演技だった。

どう聴いてもアレはクレイジーな人間の声だった。凡人に出せる声じゃない。

滅殺開墾ビームとあの声で言われたら納得せざるをえない。あれは滅殺開墾ビームなのだと。

 

なんなんだ滅殺開墾ビーム。

こんなに口に出して言いたくなる言葉はポリプロピレン以来初めてだわ。

 

なんなら額にピースサインして言いたくなるくらいの語呂の良さ。

いやおかしい、なんで額にピースサインをして滅殺開墾ビームなんて言わなきゃいけないんだ。頭がおかしいのか。

 

あの堺雅人は見ている人間までも狂わせると言うのか。怖すぎるもう一回見たい。

 

もう一回観たい!!!!!!!!!

ああ最高だった!!!!!!

 

こういうのでいいんだよ、っていうか

そうそう💓これが欲しかったんですご主人様ぁ💓もっとくだしゃいいい💓💓ってなる感じの映画だった。

 

禁断症状が早くも出始める。

あんなもんはヤクだ。クソ、クソ…あの神がかったサントラを聞かせろ!!!!!!おねがいします!!!!!!天才で人体実験に加担している姉がいるんです!!!!!!!!

 

 

はあ。

 

 

何を言っているんだ。

私は。こんなにまとまりのない文は久方ぶりです。

 

 

プロメア最高だった。

もう一回みたいな。上映期間伸ばしてください。お願いします。

 

 

私はとりあえず、今日クレーム対応を行なっているマッドバーニッシュを横目で見つつ、

プロメア 上映期間でツイッターを調べるのであった。

 

チャンチャカチャン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼氏がアイナナにどハマりした話

ジャンルの違うオタクが2人集まるとやることなど決まっている。布教合戦だ。

 

私と彼氏はいつもお互いに布教合戦をしていた。同じゲーム漫画アニメにハマっているときは毎週のように感想を言い合い、楽しさを共有し、自分がめちゃくちゃに面白いと思ったものは「は?ハマれや」とばかりにプレゼンした。

 

その甲斐あって彼は私の影響で「ゾンビランドサガ」「ひなまつり」「抱かれたい男一位に脅されています」などを見るようになったし、私は、私は彼の影響で「ドリフターズ」「トライガン」を見るようになった。

 

 社会人になって行った研修より彼氏と付き合い始めてからの方がプレゼン能力は確実に上がった。それは間違いなく言える。

 

 更に彼氏はイケメンフリークでBLにも理解があった。彼のイケメンフリーク具合と言ったら軽く彼女である私がドン引くくらいで、好きなイケメンが居たらそれはもう豊富なボキャブラリーと海のような山のような抑揚を付けて語り尽くされた。

 

「イケメンと簡単に言うな」「顔がいいだけで終わらせるな」と口を酸っぱくして言われた。

そんな彼の最推し作品は「ディエスイレ」である……ごめんなさいまだ見てません。

 

とにかく、まあまあとにかく。

そんな彼といつものように雑談をするついでに、彼が幼少期保志さんフリークであったことを、私は、知った。

 

ーー保志、さん、だと?

 

私はアイナナを布教した。

狂ったように布教した。

何故ならアイナナでの私の最推しがCV保志さんのモモくんだったからだ。

 

保志さんが好きなら何故アイナナをやらない? くらいの熱を持って布教し倒した。

頼むよ、後生だからよぉ…! と彼女とは思えないしゃがれ声で私は足元にせっついた。

一体何が私をここまでさせるのか。全くわからなかったが、彼は私を哀れに思ってくれたらしく「インストールしたから脚を離せ」と慈愛に満ちた……今思い返すと呆れに満ちていただけのような気もするが、そんな瞳で私のことを見て携帯にアイナナを入れてくれた。

 

数日後。

私「調子はどうだ」と私は電話で聞いた。

「あー今からやる」と彼が宣ったため、ちゃんとやってくれるまでここを動かないんだから!と私はキィキィ喚いた。ハタ迷惑な女である。

 

私「どう? 第一印象は」

彼「なんでバスケしてるんやこいつら」

私「私のIDOLiSH7の中での推しは大和さんだよ」

彼「どれ?」

私「メガネの」

彼「あ、こいつか。ふーん…趣味悪いな」

私「ああん!!?(地を這う声)」

彼「初見では白いのが1番好きかな。トリガーの白髪の子もきになる」

私「天にぃですかね」

彼「いや知らんけどね」

 

通話しながらプレイ中、始終、フーンと塩対応をされた。興味を持っていない対応だった。

私はちょっとだけ「これははまらないやつかな」と思いつつ一部終わるまでは様子を見ようと思い、また数日後に進捗を聞いた。

 

私「進捗いかが?」

彼「まだトリガーが出始めたところまでしかやってないけど、今のところいおりんが可愛いと思う。早めにデレてくれたし、ギャップは安易だけど気持ちはわかるし可愛い」

私「天にぃは?」

彼「九条? 顔はとても好きだけど、思ったより冷たかったし生意気加減が好きになれないかもしれん。様子見だな」

私「ハッハッハ。肩を力抜けよ新人。天にぃはこれからさ」

彼「ウゼェ」

 

私は笑った。

九条天の魅力を、一織の魅力ですらまだ一片たりとも理解できていない彼を。

片腹痛しと言いながら笑った。

まあでもノロノロペースで進めているようなのであれば、彼女にやれやれとせっつかれても面倒くさいかもしれない。

 

私は自分から話題に上がるのはしばらくやめようと思った。ーーしかし2日後。

 

彼から電話がかかってきた。

彼「あのさ、仕事終わった?」

私「終わったよ〜」

彼「よかった、お疲れ様、あのさ」

 

デートのお誘いかな?と私は思った。

しかし次の瞬間飛び出してきたのは私の想像から180度違う言葉だった。

 

彼「アイナナ……超面白いな」

 

ーー衝撃。

私は外で電話をしていたため、声を控えなければならない状況だったが、我慢できなかった。一生分のビッグボイス「せやろ」が近所に響き渡った。

 

私「せやろ。せやろお!? せやろ!!!!」

彼「一部終わったわ」

私「早!!!!!!!!」

 

私は、聞きたかった質問を今こそ繰り出した。

 

私「推しは?」

彼「天ちゃんですね」

私「天ちゃん!!!!!?」

 

彼は九条天のことを2日前まで九条と呼んでいたはずが、今はメロメロな声で天ちゃんと呼んでいた。一体彼に何があったというのか。

 

彼「もう天ちゃん格好いいし可愛い。守りたい。ガチャ回したらいっぱいそーちゃんが出てくるんだけど、天ちゃんがほしい」

私「天にぃオンリーガチャで回したらいいのに。来月ですよ」

彼「マジですか。石貯めておきます。ありがとうございます」

 

ーー十数年ぶりに彼氏が私に敬語を使った瞬間だった。

 

私「いおりんは?」

彼「いおりんも変わらず好きだよ。俺のこと好きなのもすごく分かるし可愛い」

私「紬ちゃんを迷わず俺って言うじゃん…」

彼「サムネの可愛い女の子ずっと誰だろって思ってたら俺だったからすごく気分が良かった。俺めっちゃ可愛い」

私「すんなり受け入れるじゃん…」

彼「そりゃ俺が泣いてたら可愛いだろうなって思ったから感情移入も出来た」

私「どんな理由…」

 

しかしどんなに推していても、多分彼の1番は兄さんなんだと思う。と寂しそうに告げる彼はいおりんの虜になっていた。

ーー私はあの時のリベンジをと思い、聞いた。

 

私「大和さんは?」

彼「ああ、大和っちね」

私「大和っち!!!!!!!?!」

 

長年のマブダチを呼ぶかのようなテンションで大和さんを呼んだ彼に私の声はひっくり返った。

 

彼「大和っちは気安くイケメンなお兄さんなんだけど、まだ色々と隠していて、そこがミステリアスさを出していてなお魅力的なんだと思う。彼のメガネなし姿を見てみたい」

私「お前めっちゃ喋るやんけ」

 

私がもう聞く必要性すらなかった。彼は自分からベラベラと喋っていた。

 

彼「他にも好きになったのがナギかな。喋るたびに笑っちゃうし元気になる。バーベキューのシーンはもう笑いっぱなし」

私「ナギ……」

彼「なんでそんな悲しい声出す」

私「四部読もう……」

彼「先が長いな」

 

とにかくもう一部を読んだのなら話が早い。私は彼に、控えておこうと思っていたセリフをハリフキダシで言った。

 

「早く

二部

読め!!!!!!!!!!!!!!」

 

「嫌だ!!!!!!!!!!!!」

 

しかし彼はピシャッと言い返した。

ショックによってユキさんばりの白目になった私が何故!と聞くと彼はフーーーーッ……と息を吐き出し、大切なものを手に入れた人間のように、繊細な口調でこう言った。

 

「一部終えてみんな幸せになったもん…この幸せを壊したくないよ」

「……」

 

毎月更新を待ってるアイナナ勢みたいな台詞じゃん……と私は言わなかった。

 

「幸せが壊れるかどうかわかんないじゃん、やろうよ……」

 

……それもそうか、と彼は諦めたような口調で呟いた。

彼氏、ほんとごめん………

一部なんてまだまだだよ、これからアイドルのドロドロが始まり不協和音が始まるのさ、とか言えなかったし…

そして一部二部なんて三部に比べたら命の心配しなくて良い分平和な方だよ、という…

本音を押し殺してごめん…

お前の好きなナギも四部には……という話も…出来なくてごめんな……

 

とりあえず今は二部をまたノロノロやり始めたようなのでリヴァーレ先輩についての感想を待っている最中でぇーす!

わーい! 早く彼氏に三部のトリガーのしんどいラッシュをやらせたいなあ!!!!!!!!(マジキチスマイル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エーステを初体験ああああああ!!!!

皆さん御機嫌麗しゅうひじりんです。

あのね、あのね、巷で噂のエーステなるものを昨日見たのですわ。

大気圏までぶっ飛んだわ…もう…大変だった…そんな私のエーステ体験レポをお届けいたしますわ。

なんでこの女お嬢様言葉で喋ってるの?と思われるかも致しませんが…

衝撃的過ぎたからとだけ申し上げますわ。

 

多分ネタバレは無いと思うのだけれど、

立石さんが美しいだとか泣けるだとかそういうネタバレはあるからお気をつけてくださいまし。

 

そもそもの発端はといえば、

お友達たるロカ先生の激しい布教がきっかけでしたの。

ロカさんは私のラインにある日を境にちょこちょこエーステの画像を送ってきていたわ

でも私は舞台にハマったことなんてないし、何だか怖くて忌避していたの…

ハマってる人たちは全員が全員沼の奥深くに沈んで見えていたのも怖かったわ。

ロカちゃんに布教バンバンされるから、ツイッターで何気なく「エーステ」という単語を呟くだけでピラニアのごとく食いついてくるフォロワー達が私は怖かったのよ。

 

しかも布教してくる全員、そんなに詳しいことはプレゼンして言わないっていうところも怖かった

とにかく見ろ。とにかく見るのだ。話はそこからだ、という感じで…ちょっと某応援上映の原点となる映画を最初連れていかれた時を思い出したわ。こういうときにオタク達が口を揃えていう時はもうハマる予感しかない。怖い。と私は自分を抱きしめましたの。

 

見てみたい気持ちにはたしかにさせられた。

だが、怖い。中々行動に移せない。

私はこんな気持ちでいましたの。

 

でも四月の下旬、その日は訪れた。

その日私は夜遅いっつーのに何故かハンバーグを作っていたわ。肉塊をぺちぺちしていたのを覚えている。

 

料理中、携帯依存症故に、ダイニングの視界に入るところに私の携帯を置いていたのだけど

そこにロカ先生からの通知が見えた。

あらあら何かしら…私はそう思ってぺちぺちし終えた肉塊の形を整え、手を洗ってから携帯を開いた。

 

そこにはこういう風にかかれていたわ。

 

「力が欲しいか」

 

なん…だと………。

私は考え込んだわ。何が言いたかったのかさっぱり分からなかったんだもの。

ロカ先生はもしかして私をブ●ーチの主人公だと勘違いしてるのかもしれないとすら考えたわ。

 

でも私はアドリブの効く女。

負けるわけにはいかない。

私はとりあえずこの問いに対する最適解を返事したわ。

 

「欲しい…っ!

誰にも負けない力が!!!」

 

次の瞬間、奥義の名前とか叫んでもおかしくないわよこの台詞。

私は満足げに自分の書いた台詞を見た。

うんうん、いいじゃない、さあどう返してくる?

 

「エーステを見る力が欲しいか!!」

「欲しい」

 

私は理解する前に返事をしていた。

エチュードとかそういうのは吹っ飛んでいた。

勝ちだとか負けだとかではない、もう口からピョンと欲求だけが私を追い越して文字になっていた。

それくらい多分潜在的な欲求は膨れ上がっていたのですわね。全く恐ろしくってよ。

 

結論、ロカ先生は私もいけるようにチケットを手配してくれていた。

もう彼女のことを神絵師だ神絵師だとずっと思っていたけれど、現人神として崇めるレベルの所業だったわ。

 

同時に沼へ引きずりこむ沼の住人にも見えたけれども。

 

まあとりあえず、舞台当日。5月5日。こどもの日。

まず、前の晩からあまり寝れてない。ドキドキしすぎるあまり眠れないのは久々の経験だった。

それでもしっかりと舞台を確認するため、アイマスクだホットミルクだを使って私は自分を強制的に眠りに導いていたわ。

もう誰かにぶん殴って気絶させて欲しかった……。

 

それでも浅い眠りにはついた。その日何故か私の顔ぐらいある大きな蚊にさされるとかいう怖すぎる夢を見てあああああってなっていたけれど、ちゃんと当日起きられた。

起きた瞬間から、まず私は自分の身体の異変に気付きましたわ。

 

生理が始まっとるやないか。

 

おかしい早すぎる。私の身体はエーステに向けて全身で何故か女性になろうとしていた。

女性ホルモンがシュビドゥバァと出ているのを感じたわ。

 

もう怖い。

 

とにかくもう朝ごはんもそこそこに私は家中をそわそわするがあまり徘徊し、待ち合わせ時間の40分前には行動を起こして駅についた。

ロカ先生に早すぎるとこの時点で引かれていたけれど、私はもうマグロのごとく動くしか出来なかった。止めてみろ….止めれるものなら止めてみろ。

 

そして、私は、劇場についた。

 

ロカ先生が来るまで私はコンビニ飯を兵糧のごとく井の中に乱雑に入れた。空腹に初エーステを邪魔されたくはなかったの。気持ちはもう歴戦の兵士だった。あのとき食べた焼き鳥の味から覚えていないわ。

 

ロカ先生と合流し、私は早速中に入るのかと思ったけれど、物販へと一緒に足を運ぶことになった。

 

「ひじりんも買うでしょ?」

 

彼女は当たり前のように問うてきた。呼吸をするかのように。ひじりんも呼吸はするでしょ?とでも言いたげな顔だった。

 

「まだ舞台見たことないのに…!? 終わったあとに見るんじゃ…」

 

私は混乱して彼女に言う。

しかしロカ先生は目を細めると「いや。終わった後にも買うけど、先に買っておいた方がいいよ。買っておいた方が良かったと後悔するよ」と確かな口調で返事したわ。

 

後悔!?

な、な、なら買うわ…。

私はとりあえずブロマイドを10枚買った。

 

今度こそ劇場の席についてブロマイドを開くと私の推しに扮した美麗な役者達がこちらを見ていた。

こ、これは…素敵…じゃない…。それは認めざるをえなかった。

ブロマイド開き大会にも熱がこもった。

私はなんと嬉しいことに自分の推したる茅ヶ崎のブロマイドを当てることが出来たわ。うまく行きすぎて怖かった。多分エーステを見ることが出来るという幸運プラスこんな幸運を与えられたから、私はロカ先生に「私は自分の運を先払いしてる気がする。帰りはダンプに轢かれるわ」と伝えた。

 

そんなこんなで、とうとうとう舞台が始まった。舞台始まるまでどんだけ喋ってんだ私は。

 

舞台が始まる瞬間

あの音楽と暗闇

間違いなく引き起こされるワクワク感

私は思わず胸を押さえた。ディズ●ープリンセスかと思うくらいドラマティックな動きで押さえた。心臓が開始1分で飛び出そうになったのよ。

 

間違いなく言える。

あの瞬間心臓を押さえていなかったから、口から出ていたわ。

 

もう、そこからは夢のような時間だった。

私は感動した。歌は腹に響いてくるようなビブラート。演出は美しい上に楽しい。動きがあるとこんなにも楽しいものなのね。

オペラグラスを目に当てれば推しが細かく表情を変える。新規絵のオンパレードだわ。絵師さん息してる? と言いたくなった。

 

前半はときめきと、高揚と、萌えと、いとしさと、切なさと、心強さが詰まっていて

叫びたくなる衝動を口やら手やらを押さえることで私は何とか抑え込んだ。

 

推しが生きてる。

目の前で生きてる。

動いてる。

 

あああああああああああああああ

心に強めのチェストオオオオオオオオオ!!!!!!!!!

 

オーーーマイガッッッ!!!!ああああああああああ!!!!推しだああああ!!!!あばばばばばば

 

前半戦が終わって休憩に入った時、私は感動のあまり手を合わせて目を瞑り動けなくなっていた。悟りである。ていうか死んだ。

 

ロカ先生は優しいのでそんな私をそっとしておいてくれた。ツイッターには死亡報告をツイートされていたが。

 

そして心の準備をするまもなく後半戦。

正直始まる前からこれは泣けるだろうなと思っていた。

きっと私は、ハラハラと涙を流しながら舞台を見るのだろうなと。

 

結論そんなレベルではなかった。

私はロカ先生の「泣きまくるからハンカチを持っていけ」の言葉を甘く見ていた。

先人の言葉はいつも正しいのですわ。

 

私はズビズバと泣きじゃくった。舞台は絶えず涙だけでなく笑顔も与えようと楽しさと可愛さを提供してくるけどもうほんとそんな場合じゃなかった。切なさで心臓と涙腺はいじめられていた。

 

切なさと、感動の見事なハーモニー。

彦摩呂がいれば「感情の大洪水や〜!」と称してくれるだろうと思われるレベルに私は泣いていた。涙が止まらなかった。

何がハラハラ泣いちゃうんだろうな〜💫だバカヤロウめが。私は自分を叱った。甘すぎる自分を。

 

しかし反省した私を舞台は許さなかった。

「お前の涙腺を、こうして、こうして、こうじゃあああああ!!!!!!」と舞台は続いた。最後の方は「まだ出んだろ?」と涙のカツアゲを受けている錯覚すらしたわ。

 

そして大団円。

最後の曲がかかった。

また勝手に笑顔にさせられる。泣いた顔のままくふくふと幸せな気持ちさせられる。助けてくれ。

 

私は最後に推しの顔をちゃんと目に焼き付けようとオペラグラスを目に押し当てた。痛いほどに。

 

あれっ?……推しが舞台にいない。

 

ツンツン、とその時私の肩が突かれる。

ロカ先生だ。ロカ先生は一体こんな重要な時に私に何を伝えたいのだろう。

私はオペラグラスを外してロカ先生を見ると、彼女はふいと私の後ろを指差した。

 

そこには、その二メートルくらい、もう身を乗り出してしまえば届くくらいの距離に推しが、いた。

 

手を振って、にこやかに。

そこに、いた。

実在、した。

 

「ピギャァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」

 

もはや断末魔だった。

推しを液晶越しでないところから見るのは初めてで私は叫ぶしかなかった。

 

推しはいた。

推しはいい匂いがした。いや、匂いなんて分からなかったけど、確実にいい匂いがした。私にはわかる、推しはいい匂いがしたのだ。

 

全てが終わり、カーテンが下がった時私は「置いていかないで」と切に願った。

勝手に終わらないでよおおお!!!とロカ先生の肩を揺さぶった。

 

もう感情が後から後から溢れ出して何にも言葉にならなかった私は、身振り手振りみたいなパントマイムで、ワキワキと腕を動かし、

 

「エーステ…すんごい」とだけ伝えた。

私が伝えれたのはそれだけだった。

もっと伝えたかった。あのね、あのね、と私は言葉をどうにかして出したかった。

 

もう地球上の言葉じゃ表現できない。

私は1番自分の気持ちに近い音だけで表現することにした。

 

「ウガチャガ」と。

 

あああああ!!!ってした気持ちと、すごい!!という気持ちが含まれた言葉です。今考えました。

ロカ先生は優しいので、そうだね、ウガチャガだね、と返してくれた。ウガチャガ。

 

エーステは、大変ウガチャガでした。

 

そして、ロカ先生のおっしゃっていた通り、帰宅したのち広げたブロマイドは私の宝物になっていた。

 

見る前は「私の推しに役者が扮している」と思っていたけれど、間違いなくあれは写真に映った「推し」そのものだった。

私は震える手でブロマイドを、とりあえず部屋に飾った。

 

そのあと感情が大洪水したからか、生理痛がピークに達したため、重ための薬を飲んで私は深夜までノックアウトされた。そして今です。起きました。感情のままにブログを書き綴りました。

 

はあ。

みなさん、エーステはね。

 

大変に、ウガチャガでした。

どうもありがとう。沼の底は、あたたかいです。

 

 

次も、絶対いきます……。

 

 

 

 

 

胃腸炎とかいう日常に潜む地獄

今週の木曜日、起きた時からちょっと気分悪かったことはあった。

でも吸血鬼に転職した方がいっそ効率的なのではないかしらと噂になるくらい万年貧血の私なので、あーこらまた貧血だなーと思って放置してた。

 

いつものパターンだと朝つらくてもお昼にお腹すくから、まあ昼までの我慢だと。

 

 そしたら昼になってもお腹がすかねえの。

ちょっと焦ったよね。自分の健康状態を図る指数みたいなところあるじゃない、空腹ってやつは。いや、ほんとはだいぶ焦ってたけど自分を誤魔化してたよね。

 

だだだ、だいじょうぶ…まだ慌てる時間じゃない……このお昼になっても終わらないムカムカはきっと上司に対するもの…って脳内で首ブンブン振ってた。もげるくらい。

 

で、午後2時くらい。

あーダメだ。って悟った。これは慌てる時間のやつです。ダメなやつ。体調が悪いやつだ。

でも胃腸にキテるとは信じたくなかった。だって胃腸炎すごいきついから。なったことあるからわかってた。

 

だからもう必死で身体にセカンドオピニオンをお願いしてた。別の病名は?別の病名はありませんか?つって。

 

もはや関係ない親友にも別の病名はありませんか?ってラインで聞いてた。即座に「胃がん」って帰ってきた。あいつは薄情野郎。

 

でも早引きをするためには上司に報告しなければいけない。これこれこういうことで、うんぬんかんぬん。うわめんどくさい。そしてもはやその元気もない。勇気もない。

私は誰も見てない場所に行って休み休み仕事をすることに決めた…瞬間、「奴」は来た。来たってか、口から出てきた。

 

いやもうびっくりした。

来るときは本当に唐突すぎて。えー展開早すぎー!!! 何か異世界転生してきたー!?!?ってくらい展開早すぎて、トイレに駆け込む隙すらなかったよね。

でも私はその時働いた咄嗟の機転で、オフィスではなく、オフィスからすぐ近くの非常階段のドアを開けて踊り場でピッコロ大魔王を始めた。

 

ふう、目撃者ゼロ。完全犯罪。

 

何故か見られたら負けみたいなゲームに途中からなってた。乙女だからかしら。

でもピッコロってる最中、髪の毛とか床につかないように両腕で持ち上げしゃがんでた私は乙女っていうよりヤンキー座りの卑弥呼様に見えただろうけど。

 

でも目撃者ゼロと思ってたのに、達成感いっぱいで顔を上げたらまさかのこのご時世にエレベーターとかいうものを使わず非常階段で降りてきた男性社員がいたわけ。

 

いや、もう、おめぇ、と。

 

このハイテクの時代、エレベーター使え。

文明に、流されろ。って謎の逆ギレした。心の中で。

 

でもあちらも卑弥呼卑弥呼が産んだものが見えてるもんだから、もうガン見。

多分あっちもなんて声かけていいかわからない。お互い面識ゼロ。ただ同じ会社にいるというだけの接点。初対面でゲロ。

 

「お、おかまいなく……」

 

か細い声で言ったよね。いつもうるせぇって言われてる私が中森明菜みたいな喋り声で言ったらあっち思いきり眉ひそめてた。

いや構う〜〜〜〜わかるよ〜〜構うよね〜〜私の言葉のチョイスが悪かった

ほっといて欲しかったの!!!見ないで!!!こんなアタシを!!!って言いたかったんです!!

 

でも空気を読んだのか男性社員は

「あ、それでは…」って会釈して非常階段を更に降りてった。

会釈してた時全然目があってなかったから多分アレピッコロの卵に会釈してたけどね。いいよそこは。気になる気持ちもわかるとも。

 

とりあえず至急、私はトイレに行ってトイレットペーパーを走ってとってきて床を掃除した。そしてトイレットペーパーをもう一回走ってトイレに流しにいった。

 

もう、みじめ。

 

いやこんなみじめな状況作ってるの私なんだけど、みじめ過ぎて泣いた。かわいそう。

最初から早引きしておけばよかった。心の中のチキンを「お前のせいで!」つって〆た。体調不良の時は早めに言おうね!!

 

で、上司に伝えてすぐ帰宅許可をもらい、電車に乗る私。早い時間だったから学生がいっぱいいた。優先席も学生で埋め尽くされてた。

 

うん、私も該当者がいなければ優先席には別に座っていい派だからいつもは何も言わないんだ。でも、ほら、あの、君らの前で思いっきり立ってられずにハアハア言って顔青白くしてる人間がいるから代わってくれないかな〜〜!!!また第二派がきそうなんだ!!!

 

もう心の中で叫んだし念も送ったけど、優先席に座り尽くしてる女子大生ぽいチャンネーたちは各々私以外のどこかに視線を送って目の前の私を見てくれないの。

 

こ、これが凍えて狂うと書いて「凍狂<トーキョー>」!? つめてぇ…みんなつめてぇよ…

 

ええい!! 見なくても聞こえるだろハアハアが!!立ってられずに窓にずりずりずりーってしてる人間がハアハアしてたら具合悪いだろ!!興奮してんじゃないんだよ!!って脳内でキレたけど、結局誰も代わってくれず、いっそ面白くなって駅のホームで駆け出して自販機の横でもう一回吐いた。あの時駆けつけてくれた駅員さんごめんなしゃい。

 

そんで、無事(無事の概念壊れちゃう)最寄り駅まで着いた私は家まで近いのにタクシーを使い、「万が一のためにエチケット袋をください」の一言で車内を一瞬緊張させたけど、タクシーの運ちゃんはわりと慣れっこな感じだった。運ちゃんは大変だなあ。

 

家についたらもうすげえ高熱まで出てきて、もうぶっ倒れた。はいこれ胃腸炎!!完全に胃腸炎だよこれ!!!て心の中で松岡修造が病名申告した。

うるせぇ!!!わりと初期めの段階で気づいてんだよ!! って修造には返した。

いや、まあ気づいてるならとっとと帰れって話になるんですけども。はい。

 

パートから帰ってきた母ちゃんも社畜の私が早く帰ってきた時点で緊急事態って気付いて悲鳴あげてんの。

 

「アンタ…!!!なんでこんな早く!帰ってきたの!!」

 

悪いことみたいに!!悪いことみたいに言わないで!!って言いたかったけどそんな元気もなかった私は、まるで勲章かのようにエチケット袋を指差した。

一年前も胃腸炎になったのを知っている母は状況をすぐに飲み込んで「あらかわいそう…」って言った。すぐさま病院連れてかれた。サンキューマッマ。

 

その日は私が購入したはずなのに、お母ちゃんに取られた人をダメにするクッションを「貸してあげる…」って憐れむように言われた。

完全に自分のモノにしてやがるぜこの女。マジで怖いぜ。

 

そこからまた高熱出たりもっかい吐いたりお腹痛くなったりしてたんですけど、まあ元気になりつつあるので、ご安心いただければと。

あ、誰も心配してな…あっやめて…言わないで! 寂しいから! 嘘でも心配って言ってちょうだい!!!

 

いやでも胃腸炎って簡単に言うけどマジで地獄。しかも免疫下がってると簡単になるしこれからの季節マジで注意。一年に二回なってる私が言うんだから間違いないよ。説得力鬼レベルでしょ。

みんな気をつけて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレンタインとかいう腐女子得な日

どうも、そろそろ「ワイ」や「たわし」みたいなその属性特有の一人称が腐女子に与えられないかなって考えてる私です。

 

「わたし」みたいに「やおい」って呼ぶのもいいんじゃないかと考えている。

 

やおいさ〜」

やおい思ったんだけど〜」

「ってやおい的には思うんだよね」

 

うむ、適度に腐っていて尚且つ可愛い。

そんな訳で本日私は自分のことをやおいと呼ぶ。

 

じゃなかった。

 

バレンタインについて語りたかったからブログ書き始めたんやっちゅーねん!

 

バレンタインについてやおいが思うこと。

バレンタインって、誰に1番メリットがあるかというと腐女子じゃない? どう?

 

やおいも大昔に「私」だったことがあるんだけど、その時にはバレンタインやらポッキーの日やらこんなに楽しみにしてなかった気がする。

 

いやいや、楽しみにはしていたんだけど、その楽しみが倍になったというか。

午前0時からネットパトロールしてギラギラ興奮した目でツイッターを舐め回す変態ほど楽しんでなかったんですよね。

あ、その変態はやおいなんですけれども。

 

バレンタインになった瞬間に「推しカプ名 pic」で検索し、そのあと支部を巡回して文字書きさんの素敵な作品を漁る。イエスエス、コモンタレブー推しカプ。メルシーボークー!!!!!!

 

なんならポッキーの日とか猫の日とか、国がよく分からない基準で決めた日とかも腐女子が1番楽しんでる気がする。

もうやおいもね、社会人よ。ポッキーの日にさ、ポッキ持って「しぇあはぴ💓💓💓」とかやろうもんなら、もう冷たい目で見られる年頃になりましたよ。

でもね、腐女子はいつだってシェアハピ。

いつだって妄想垂れ流し。

ツイッター開いて「推しカプがホワイトチョコまみれになりながらエッチするとこ見たい」って書いても誰も糾弾なんてしない。

弊社はバレンタインが禁止になりましたが、腐女子のバレンタインは毎年ハピハピですわ。

 

オホッホッホ、バレンタイン楽しい

可愛いチョコレートとか、推しの周りに飾りたい

可愛いし美味しいし、最強だなチョコレート

ペイントチョコとか誰が開発したんだよ

全くけしからん!! 技術を有意義に使いやがって! 素敵です。 ペイントチョコとかいうの作った技術者の方、尊敬いたしますわ。うふふ。

 

 

何が言いたいかっていうと

バレンタインにステキな推しカプを上げてくださる創作者のみなさんありがとう。

 

そしてキャン●ゥのCM風に言うなら

腐女子って本当に楽しい!!!!

 

オチ? 逃げました。(しれっ