紡ロジックプレイしてゾワァァァてした話※ネタバレ有※

ひじりんです!

最近アボガド人間になるんじゃないかっていうくらいアボガド食べてます。

アボガドうまくね? 醤油かけるだけでうまい。醤油かかるために産まれた野菜・・・

野菜なのか・・・? なんか・・・木の実みたいだけど・・・

昔は「なんか緑色だしペーストみたいだしキモい」みたいな超おバカな理由で食わず嫌い王やっていたというのに、1度食べたらもうやみつき。

人生で食べなかったアボガドを今取り返そうとばかりに食ってる。うまい。

 

さておき、ちょっと前にさウーユリーフの処方箋というゲームをやりましてね。

あまりにもゴイスーが過ぎたもんだからブログで書いて投稿したら親切なフォロワッサンから「SEECが刺さったなら他ソ彼ホテルも紡ロジックもやるべし」っていうアドゥヴァイスを頂きまして。なるほどねと。

 

そんなわけで二つともやった私ですが、個人的に紡ロジックの方が僅差でヒットしました。なんたってオチの怖さ!! くぅ~~意味怖最高!!

脚本家は化け物!!!(褒めてます)

読み終わった後の余韻は「屍人荘の殺人」を読んだ時の気持ちに似てましたね。

いや良質な推理小説を読み終わった後とアプリゲープレイ後の読了感が似てるってどういうことなんだ。これだからSEECはやめられねえぜ。

ウーユリーフと違って新作じゃないところと、もうやっている人が多いことからネタバレマシマシで感想書いていきま・・・・・・はいそうです。言い訳です。語りたいんです。マンホールの穴に向かって叫びたいんです。

王様の耳はロバの耳ーーーーーーーーーーー!!!!!

琴子、あいつヤバい奴ーー!!!!!!!

 

 

いやーすごかった。紡ロジック。

主人公は自分を不良だとは認めていないけど所作/言動/過去話からゴリゴリのヤンキーやんけと手ひどい匂わせをしてくる紡なる男子大学生。

この時点で濃い。次郎のラーメン並みに濃いよSEECの主人公。隠しきれないニンニク臭。

しかし合間合間に挟まってくる彼の紡ぐプロローグがどことなく「教養」を感じさせるものだからイヤミがない。

というかこういう俺TUEEEE系系主人公って普通鼻につくもんなんですけど、演出が良いせいでむしろカッケェんだわ紡くん。しかも回を追うごとに格好良くなっていく。

 

でもね、みんなに「人間の闇の怖さがヤバいやで~」って脅かされながらプレイしてたんですけど、しょーーーーじき最初らへん舐めてた。

ウーユリーフを越えてくることはないだろうなという気持ちもあったし、序盤が結構日常ミステリというか。結構平和だったというか。

 

なるほどね、このキュートな片想い相手が「私、気になりますっ!」てして、アドバイザー役のイケメンが主人公に「失礼ですが紡はアホでいらっしゃいますか?」と推理をリードし、主人公が「じっちゃんの名にかけて!」ってやるストーリーね。と。

 

この3人組が人間関係を少しずつ変化させながら色んな難事件を解決していく----(ネットフリックス的物語解説)みたいなもんだろ? と。

 

 まあ確かにちょっとぺらって人物を一人めくると、イケメンアドバイザー役が一人でサスペンス映画全部賄えそうなバックボーンがあったし、双子で一人の女のことを共有していたとかいう大変興奮・・・・・・失礼、大変特殊なことをなされてたのは分かったけど。まあここまでか。と。

 

 ちょくちょく章ごとにツイッターに簡単な感想を載せていた私なんですが、

紡が琴子ちゃんにラブレター渡すところのシーンなんて「爽やか」「夏だ」「ラブコメだ」「甘酸っぱい」みたいなこと言ってるんですよ。

今なら言えるんですけど目を覚ませーーーーーーーーーーー!!!!

 

まあとにかく。後編ね。後編ですよ。

後編でいきなり死人にが出る。

ここですごいのがさ、今までずっと平和な前編を紡視点で見てきたもんだから、人死にが出た時に「えっ嘘だろ・・・」「何かの間違いだろ・・・!?」って登場人物と一緒に死ぬほどバビれる。

※バビる・・・バリバリビビるの意

 

まあ野崎は確かにホラー映画だったら真っ先に殺されるタイプの奴だけど、何も本当に殺すことないだろ!と。確かに一番最初に殺すとしたら!?って言ったら多分みんな指さすやつだけどさ!! ひどいよ!!

(後に野崎の行いを知った私は手の平大回転を行い『残当』の結果を下すこととなる)

 

そこから小池先輩がやられ、推理中にみんな「小池」ってタメ口になっていることに(人徳って大事やなぁ・・・)と思う私。

更に彦根アキラがやられ、全然真実が分からない私。ぶっちゃけ彦根を疑ってた。

そう推理小説が好きだからと言って推理がうまいわけでは全くないんだよ! むしろバカだから私は推理小説が楽しいんだ!!

 

こんなにメンタルがやられている私・・・・・・私っていうか紡なんですけど、紡をいやしてくれるのが斗真と蒼星だけという真実。持つべきはマッチョの友達とイケメンの友達。やっぱり紅陽にもついてきて欲しかった。俺のハーレム大集合してくれ。

片想い相手にも癒やされたい。ていうか告白の返事してくれや。

告白の返事を保留にする女は大体ろくな女じゃないんだぞ。という念を送る私。

 

で、最終的にサリーを失ってしまうシーン。

もーーーー無理。泣いた。サリーーーーーーー!!!!!!ウンギャー-----------------!!!!

 

その光景が、サリーを抱きしめる紡が不謹慎にも夏らしくて涼しげで綺麗で、まるで映画のワンシーンのようで・・・・・・!!ウッウッ絶対犯人許さねぇからな!!マジで誰だか全然分からないけど!!(バカ)

 

そしてラストパート。ここねめちゃくちゃ感動した。推理のリードっぷりに。

めちゃくちゃ分かりやすく推理を一つ一つ紐解いていくもんだから、きちんと考えたらちゃんと真実におのずとたどり着くようになってるの。

さっきまでぜんっぜん分かってなかった私が、推理ポイントのボタンを押しながら「えっじゃあアリバイがないのは俺(紡)と琴子・・・琴子!!!!?マジでえええええ!?!?!ってなってる。探偵の話を聞くんじゃなくて、探偵に自然とならせられる。

 

ほらね!! ほら!! だから言っただろ!!

告白の返事を保留する女にろくな女はいないんだ!!!(※違う)

でも琴子の自白を聞くことによって、私はもう鳥肌がブワァァと止まらなかった。

私はね、てっきり紡ロジックの平和な前半戦は後半の恐ろしい展開を際立たせるためだと思ってたのよ。

 

それがむしろ、むしろ後半戦が伏線で、平和だった前半戦が一番怖かったことに気付かされる展開になっていたとは。

マジで。震えた。

脚本家は化け物。(2回目)

 

一個だけ文句を言うとするのであれば琴子ちゃんを紡が怒り続けなかったこと。

むしろ私が紡分怒ったわ!! ねええ!! 何この「お前死ななかったんだから良かったじゃん」的な感じ!! 許しませんけど!!!?

 

だってサリー死んだじゃん!!! サリー!! あたいのサリー!!

 

「許す」「許さない」の選択肢が出てきた瞬間口から自然と「えっやだよ」って出たもん。本当に欲しかった選択肢は「許す」「許さない」「往復ビンタ」です。

 

往復ビンタしたかった。

 

でもサリーが生きるルートもちゃんとトゥルーストーリークリア後に用意してくれたスタッフに感謝。強いていうならサリーを連れ戻した時の琴子の悔しがって地団駄踏む姿が見たかったです。

 

いやー良かった。本当に良かった。

意味怖レベル3000。

大満足です。

 

アレですよね、要するにこの物語が私に伝えたかったのは

 

イケメンとロリータ少女以外は信じるなってことね?

この教えちゃんと心に留めて生きていきます。(※違う)

 

SEECの新作品楽しみにしてます。

今月すげえ課金してっからな!! 頼むぞ!!SEEC!!

次もバビらせてくれ!!!!

 

めちゃくちゃまとまってない文章すみません。

もう人に言いたくて言いたくて。他の人も感想あったらコメント見たいんでぜひ書いてって。

 

次のSEEC作品で会おうぜ!あばよ!