ウーユリーフの処方箋とか言う神ゲーで悲鳴上げた話
レディースエンジェントルメーン。紳士淑女の皆様。ひじりんです。
こんにちは。突然だけどみんなウーユリーフの処方箋プレイしたことある?
ない? ない人はダウンロードして。ほら、下記にQRコードを貼っておくから!
見えるだろ? え? QRコードが見えない?
見えない人は甘えないでちょうだい! アップルストアで検索したら出てくるんだから!
ほら!検索してらっしゃい!!ちなみにQRコードを貼ったっていうのは嘘よ。
いやーホントすごいかった。マジで。
素で悲鳴上げたゲームなんて久々よ。
なるべくネタバレしない方向で頑張って感想書いていくからみんな是非とも読んでいって。なんでネタバレしない方向で頑張るかって言ったら布教のためです。
オタクは何かにハマるとゾンビのように感染させようと周りに噛みつくんだ!!
噛ませろ!!!
早く七章まで終わらせてください。そして私と語り合ってくれ。頼む。
クソデカ感情が処理しきれない。ドキドキ文芸部をプレイした直後の感情に似ている。
Just Kirio....(ドキドキ文芸部をプレイしていない人も是非プレイしてみてね!)
私がまず何故このゲームをダウンロードしようとしたかっていうと、
騙されたからです。
ちょっと時間が空くと「推理ゲーム」とか「脱出ゲーム」とかアップルストアで検索して遊ぶのが好きなんだけども。最近結構やり尽くしちゃってて。
友達に「手頃な推理ゲームもしくは脱出ゲームない?」って聞いたら「ウーユリーフの処方箋おすすめだよ!」と言われてまんまとダウンロードした。騙された!!
あの女!!!
まず設定が秀逸。
今回の主人公は女癖が非常に悪いイケメン。
だけど本当は男友達を欲しがっており、なんだかなーという日々を送っている。
そんな彼が「イケメンだけが狙われる」という後ろで女オタクが糸を引いているとしか思えない呪いの乙女ゲームに吸い込まれてしまうところからゲームは始まります・・・・。
乙女ゲームの世界に吸い込まれたー!って言うから魔法が使える生徒達が在籍している特殊な学園にでも行くのかと思ったのに(なろう悪役令嬢ものの読み過ぎ)着いた世界はまさかのスチームパンク!! 世紀末感!!
もうモヒカンがスクーターに乗ってヒャッハーして回ってても何もおかしくなさそうな感じ。乙女ゲームって何だっけ?
攻略対象となる他のイケメン達以外全員ロボット! 女キャラ一切なし!!
発狂しそうになる主人公は鏡を見て自分のイケメンさを確認し精神の安定を図る。
なんだこの主人公。面白いぞ。
そしてなんやかんや、自分をアプリゲームへと誘い込んだヒロインと邂逅する主人公。結構入ってすぐに出会います。出会うっていうか、出遭うっていうか、エンカウントと言った方が正しいかな。
自分よりも先にアプリゲームへと誘い込まれたイケメン達がホラーゲームの最初のように目の前でエンカウントして見せしめになってくれます。
「ヒロインが来る!!! 助けてくれぇぇぇえぇえええ!!!」っていうシーンは視聴者としてうっかりちょっと吹いちゃう。いつか使いたいフレーズ入り。
ここでヒロインの姿を見ることが出来るんだけど、人体錬成に複数回失敗したのか?っていう見た目をしています、ヒロイン。
こりゃ逃げられるわ。ダイエットしろとかいう問題じゃない。人体錬成をやめなさい。
女子力じゃどうにもならん領域ですこれは。
でもそこに化粧くらいしなブス!!と立ち向かっていくのが私の推しキャラたるキリオくんです!!(どう化粧しろというのか)
キリオは外から呼ばれたイケメンではなく、元々乙女ゲームの攻略対象。
だけどヒロインのことがまっっったく好みではなく、ぜってーあんな女とは付き合わねーと奇抜なファッションとメイクを纏い、そしてオネエ言葉になることで絶対にヒロインに攻略対象として見られないようにしている男。(恋愛対象は女)(興奮する)
このキリオは、自分がゲームの中のキャラだと自覚していて「設定通りなんて動いてやるものか」という強い信念があり、気に入ったイケメンをトレーラーハウスに匿ってあげている。主人公のことも匿ってあげており、何かと頼りになる男。
ここまで書いていてキーボードを叩く指が震えてきた。
あの、こんな男なんですけど、ゲームスタッフは彼のことをいじめるのが好きなのか?ってくらい辛い目に遭わされます。
最初は「オネエキャラでヒロインのことブス呼ばわりする強キャラwwwwテラワロスwwww」って笑ってたんですけど、もう途中から笑えないから。
むしろずっとオネエでいてくれ……ってなるから……な……
勿論他にも魅力的なキャラがいっぱいいます。
まあ誰を推しててもクソほどしんどい目には遭うから諦めて誰か好きになったらいいと思う。南無三!
あとはもう、最初に言った通り悲鳴を上げちゃうくらい演出がスゴイ。
意味怖とか好きな人、このゲーム向いてます。
世にも奇妙な物語が好きな人、このゲーム向いてます。
あ、君は星新一が好きな人かい? このゲーム、向いてます。
そこ行く人、とりあえず向いているからダウンロードしな。
ゾワッてするの好きだろ? 知ってるんだぞ。
最初も言った通り例え世界観が世紀末だろうと乙女ゲームなので
グロとか、血とか、幽霊とか、びっくり音声とかそういうのはないです。
そういうのを一切ない上で私に計5回ほど素の悲鳴を上げさせたゲームです。
「アィエエ!!!?ナンデ!!!?キリオナンデ!!!?」ってなった。
特に「あ、これもしかしていい話なんじゃ」って油断してる時が一番ヤバいです。やられます。死にます。私は死にました。成仏したいです。チュンカを私の墓に供えてくれ。
脚本書いている人、マジで正気じゃない。褒めてます。
ウオー!!誰か分かち合ってくれこの気持ち!!!!!!!!って思ってツイッターの感想探しまくったら「先の展開がちょっと予想ついた」とか言ってる人が居たときびっくりし過ぎて目ん玉ひんむいたもん。マジで!? 予想ついたの!? 正気!??!?!(失礼) いや、すごい。本当に。
私には全く読めなかったから。考察せずに展開の驚きを楽しみました。
べ、べつにただの頭の悪いオタクなわけじゃないんだからね!
あとね、これは個人的な感想なんだけど(いやここまでも個人的な感想なんだけども)
声優がオワッてなるくらい豪華でさ。プロローグ以外はフルボイスじゃなくて、要所要所にボイスが入ってるんだけど、クライマックスに近づくにつれてすっごいゾワゾワするところばかりに台詞をちゃんとフルボイスで読み上げてくるんだよ!!
だから途中から声優ボイスが入る=ヤバいシーンっていうのを身体が学習してしまって、台詞に声ついたらピーンて背筋伸びるようになってた。
トラウマを植え付けることに関してこのゲーム全力だった。
でも終わったらちゃーーーーーんと伏線全回収してからの、「そうだったのかーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」がすごい。
大丈夫。救いはある。最後まで堪え忍ぼう。悲鳴上げながら。ちょっとしたジェットコースターだと思って。特にキリオ推しは耐えろ。トゥルーエンドまで耐えろ。手を繋いでおくから・・・・・・!! むしろ私が繋いでて欲しかったわ!!
Just Kirio・・・・・!!!!!!
のろのろペースであれば全然無課金で隙間時間に楽しめるからぜひやってください。マジヤバいんで。ヤバすぎてヤバいんで。ヤバヤバなので。(ボキャ貧)
どう? やりたくなった? まだ? もっと噛んどく? 頸動脈のあたり。ちょっと首貸して。
やって感想言いたくなったら教えてください。頼んだぞ。
もうやったって人は握手してくれ。やばかったよな!!!!!!!!!!!な!!!!!! すげかった!!!!!!!
ーーーという、感想に向けた神ゲー布教でした。
これからもよしなに。